イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

見えないものを観る!聞こえないものを聴く!

2010-05-19 | 第八章「魂と聖霊」
 カウンセリングのワークショップ(勉強会)で何日か泊まった時、同室だった青年A氏が算数の問題を出してくれて、時間を忘れ解いたことがあった。夢中になって楽しんだ。懐かしい一時であった。

 算数や数学の勉強の多くは実社会では直接役に立たないが、若いころに学問の楽しさを教えてくれたのは算数や数学であったのかなと思う。例えば、幾何の問題では、混沌の中から一本の補助線で回答が観えてしまう、それはとても刺激的であった。

 見えない、欠落した中から何かを観て回答を得る。聞こえない、欠落した沈黙から何かを聴く。

 生き甲斐の心理学も、混沌とした人間の状態の背後に、愛そのものの魂に繋がる何かを探す。何か似ている。混沌は同じとしても、補助線は何に当たるのだろうか?

 暗い感情、思考・感情・行動、こころの防衛機制、プロセススケール・・・。そういった幾つかの要素を観たり聴いたりする。そこから、解決方法が導かれてくるようだ。

 勿論心理学の知識はとても大切であるが、こころの世界は理性だけで割り切れるわけでなく、神秘的ですらある。今回は、特に感情の問題を考えつつ、見えないものを観、聞こえないものを聴くという心の理論を思索していきたい。

総論(見えないものを観、聞こえないものを聴く) 1/60)

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