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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

不安を平安にする≪幸福スイッチ≫その1!(感情の世界④)

2010-05-23 | 第八章「魂と聖霊」
 朝起きてから、寝るまでの感情を仕分けしてみてみよう。例えば昨日の私はどうだったか。

 昨日は、一日何か仕事をしていた。楽しい語らいの一時、娯楽の一時などもあったが、はやり、仕事をしていると、大なり小なりの不安の連続である。ただ、その9割以上が見通しのある軽い不安であった。つまり、何らかの行動をとることで解決でき、しかも今までの経験上、自信がある程度あるものだ。

 若いころに、仕事の中で学んだものに ≪To Do リスト≫なるものがあった。一日にやらなければならないことをリストに書き出し、一つずつ出来たら消し込んでいく。難しい複雑な問題も、To Doリストで分解してちょっとづつ行動・前進していく。

 ≪To Do リスト≫型 不安(Aタイプとしよう)は、時とともに不安->行動->平安とパタパタと≪行動≫がスイッチとなって、不安を解消していく。きたない部屋を少しずつ掃除して、きれいにし平安感と感じるパターンである。

 次に、出会いがしら的な不安がある。突然今ここに、舞い込んでくる不安というようなもので、相手があれば、相手からの感情転移(本来は自分に向けられる感情でないヤツアタリ的感情)もあり、状況の把握->解釈といった思考が重要な役割をもつ不安である。これをBタイプとしよう。

 その他、ちょっと流れてくる音楽などで、昔のことを思い出したりして不安を持つこともある。過去からの不安というもので、Cタイプとする。

 また、明日の予定表を観て、どうしようかなど、将来のことへの不安もある。Dタイプとしよう。

 Aタイプが殆どの場合で流れているときは、概ね充実した日々だと思うが、B,C,Dの思考が中心の不安が中心になってくると私の場合、何か転機の時か問題の時のようである。

 それをクヨクヨ状態と呼ぶとすると、B,C,Dタイプの不安に対し、何らかの解釈を変えたりする。あるいは、爽やかに居直ったりして、Aタイプの不安に落とし込んでいく。場合によれば、不安を感じていることを楽しんだりしていることもあった。ただ、ちょっと間違えれば、不安が怒りに、怒りが身体症状に、身体状況が鬱にとどんどんアップグレードしてしまう。このような時は、信頼できる人に相談するなりしないと悪化してしまう。不安が怒りに、鬱にという知識を持っていることはとても重要である。ただ、感情を自分で自覚できないこともある。その知識もとても大事である。

 さて、昨日からのB,C,Dタイプの不安の中で、後を引くような不安(翌日に残るような)が幾つかあった。それは何だろうか、またその≪幸福スイッチ≫は何だろうか?

(このシリーズは「生き甲斐の心理学」(5章6章を参考にしています。U先生ありがとうございます。)

感情の世界④(見えないものを観る、聞こえないものを聴く) 5/60)

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