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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

≪ゆううつ≫は幸福への道しるべ!(感情の世界⑧)

2010-05-27 | 第八章「魂と聖霊」
 ≪ゆううつ≫という感情を、昨晩から時折感じている。朝目覚めても、何かずっとベットの中にずっと居たい気分というか、そんな風な感情(といっても、今日は軽いものだ)である。不思議なことに、そろそろ暗い感情でウツを取り上げようかなと考えていたので、ラッキーなのかもしれないが。

 この今朝の≪ゆううつ≫を始めて味わったのは、どんな場面であったのだろうか?いろいろな≪ゆううつ≫が思い出される。人間関係。自分の人望。親から褒めらないこと。体力。学業。将来。それぞれ、その原型の記憶があるようだ。

 今日の≪ゆううつ≫。思い当たる一つの原型があった。8歳のころである。丁度アラスカから帰国して、しばらくしてのことであった。対人関係のちょっとした問題で、異文化ギャップから生じた自分の思い違いが原因だったが、どうもそれ以降の自分の人生に、暗い影を残してきたようだ。

 ある似た状況の中で、その原型が作動し、自分をゆがめているようだった。8歳のころの理解力・解釈(今から考えるとちょっと変)が深層を不合理に支配しているようだった。

 ≪ゆううつ≫は、無意識と意識それぞれにある、理想と現実のギャップから生じる。そして、その≪ゆううつ≫を解消するには、理想を下げるか現実を受け入れるかにある。意外と簡単な話である。
 
 過去の生育史がもとの、この≪ゆううつ≫は、良きと思うことをやっても、文化や状況によっては驚くべきことに、受け入れられることも受け入れられないこともある。そういう事実を深層で受け入れられずにいた為のようだ。その原型に関わったAさんに、理想を追っても空しいことに気づく。それが重要なようだ。

 そんな、気付きが今日の≪ゆううつ≫からあった。今は、ちょっと晴れやかな写真の≪幸福≫の気分。

(このシリーズは「生き甲斐の心理学」(5章6章を参考にしています。U先生ありがとうございます。)

感情の世界⑧(見えないものを観る、聞こえないものを聴く) 9/60)

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