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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

肯定的人間観で人の神秘が観えてくる!(信頼力4/10)

2011-11-13 | 第五章「和解と平和」

  昨日は、等価変換創造学会の例会があり、午後からずっとI-TRIZを勉強したり、楽しくお酒を飲みながら語り合った。人間関係が親しくなり信頼感のなかで、本音を語りあい出会いの神秘というか、不思議な知恵を頂いたりした。

 頂いたアイデアの中には、今後の「生き甲斐の心理学」の普及活動に関するアイデアも2-3。皆様、そして講義をしていただいたH氏に感謝である。

 さて、気のあった同志や仲間は大切で宝のようであるが、浮世で暮らすには、気の合わない人、時には嫌いな人、あるいは対立する人とも、お付き合いをしなければならない。 

 この時に大事なのが、信頼力というか、他者を完全否定的に捉えないで、希望をもって対話する力だと思う。今日は、その信頼力の源泉のひとつ、人間観を考察したい。

 「生き甲斐の心理学」では、まず、思想的に個人のこころの奥には、愛そのものがあると捉える。こうした考えはちょっと馴染みにくいかもしれないが、別に特別な思想ではないと思う。例えば、日本国憲法にも基本的人権の思想がある。どんな人でも大切にする。その裏には、仏心とか人間の尊厳といった、肯定的人間観があると思うのだ。

 そして、人間観を持つことで大事なのは、否定的な人間観もいろいろあると思うが、何かひとつの肯定的人間観をひたすら信じることだと思う。私は聖パウロの「人の身体は神の神殿」の思想を信じている。いろいろな思想が現在は様々な形で存在するが、振り回されず、自己完結的にひとつの思想を信じることで信頼力がついていくように思う。

 さらに、カール・ロジャースやエリクソンの人格形成論や病理論を勉強していくと、人が心の病気になったり、年をとったり病気で脳に器質障害をこうむっても、その行動の中に一貫性が存在することを学ぶ。そうした人間の真理を知ればしるほど、私は肯定的人間観が身近に感じられるようになった。

 しかし、世の中はには悪意を持つ人や、否定的人間観を持つ人などいろいろ居る。そうした中で、肯定的人間観を、のほほんと持っていると、いくら注意していても深く傷つくかもしれない。でも、そのリスク以上に大きな恵みがあると今は考えている。

信頼力 4/10

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