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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分を大事にすること・・・深く考えてみよう!(信頼力 9/10)

2011-11-18 | 第五章「和解と平和」

 生き甲斐の心理学を勉強すると、自己実現の領域の勉強をする。その中で、大事な3つの自問自答があるのだが、そのうちの一つが「自分を大事にしているか?」という問いかけである。アイデンティティの問題とか、生き甲斐はなんとなくわかるが、この問いは何だろうかと以前は不思議に思った。

 通常自分を大事にするというと、健康を大事に、というように多くの人の共感を得る領域もあるが、さまざまな自分の要素を大事にするということは、だれも抵抗を感じるのではないかと思う(私もそうであった)。

 話を簡単にするために、人(自分であってもいい)はどういう要素から成り立つかと考えてみよう。さまざまな思想があるが、身体と霊魂とかの二つに分けて考えるのはポピューラなように思う。日本人も宗教はとにかく、何か死後にも魂のようなものがあると考える人が多いように思う。生き甲斐の心理学では、身体と心(成育史からなる)と魂(宗教の領域)と三分割して考えることが多い(臨床心理学の知識を大切にしているので、そうなるのはご理解いただけると思う)。

 そして、自分を大事にするとは、身体と心と魂を大事にするということになる。

 ありのままの自分を大事にする。これはどういうことなのだろうか。3つに分けて考えだすと、少し親しみ深く思索することができるようだ。

 おそらく算数の問題のような、簡単な回答はなく、きりがない自問自答になると思う。

 さて、最近、自分の成育史のことに想いをはせることが多いが、自分の歴史の中で、うきうきするような時期もあるが、その反対の思い出すも厭な時期もあるものだ。しかし、大事にするという観点で考えていくと、きれいごとの話ではなく、自分の成育史全体が自分にとって、決して完全否定すべきものでなく、何か価値があるものに見えてくることを味わっている。

 私はオセロゲームが好きで、ときどきやるが、黒が優勢の局面が、ある時、白にあっというまに変わる。こういうことが心の世界にはある。世の中の過去などの事実は変えることができないが、解釈や思想一つで、人生が変わるとことがあるというのも本当だと思う。

信頼力 9/10

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