U先生の「生き甲斐の心理学」(臨床心理学)を学んで日常の人間関係で活かせることはできるか?特に、親子関係とか師弟関係とか利害得失が関係する間柄とか・・・結構難しい関係もある。
「花子とアン」でも白蓮さんが子供さんを失って落ち込んだとき、夫の龍一さんが花子さんに相談に行ったのはとても印象的であった。カウンセリングや心理療法の世界でも、難しいケースは他の方にオファーするということを思い出したり。自分の限界を察知し、最適な人にお願いするということは、とても大事だと思う。
とはいえ、白蓮さんの夫、宮崎龍一さんは白蓮さんを支え続ける。できないこともあるが、充分できることもあるのだ。
大切な人間関係でも、花子さんと白蓮さんのようにいつもOKということはない。一時的にネガティブな感情が湧いたりするのも長い眼でみれば当然かもしれない。そして、自分が嫌っていながらも、気になる人と接するときは、「心理的接触」を意識すると良いと思う。ビジネスの世界などでは「心理的接触」よりラポールという言葉がポピュラーかもしれない。
「心理的接触」は、心が通いはじめる臨界点のようなものである。人間関係は自分だけでなく相手の状態も大きな要素だ。相手が心を通わせる状態を目指す臨界点を意識する。
何となく話を始めても、とげのある言葉が飛んでくる。14の防衛機制だと感情転移などで、他人には言えない感情を本来向けるべき相手でもないのに、こちらに向けてきているのだ。まあ、八つ当たりだ。こういうことは、日常の中でも良くある。これにのってしまうと、傷ついている相手はさらに傷つくなど逆効果だ。
こうした中、自分なりにその人の「心理的接触」方法を研究することは大事だ。人それぞれの興味対象。心の傾向・・・いろいろある。そして、言葉はともかく、優しい眼差しとか気遣いとかを大事にすることも効果的だったり。
Aさんの場合は、会って15分は黙って話を聴くだけにするとか。Bさんの場合は好きな小説家の話をするとか・・・。身体も感情を左右するので、いらいらする食前の時間を避ける必要がある人もいるかもしれない。
そして、他人研究も大事かもしれないが、自分の研究をすることももっと大事で早道だ。自分はどういう時に「心理的接触」状態になることが多いか・・・そんなことを気にかけていると、ツボが分ってくるように思う。
私とあなた ③ 1/10