国立博物館 表慶館の次は出光美術館。
リニューアルしてから2度目の訪問だと記憶していますが、
お年を召したエレベーターボーイが出迎えてくれます(笑)。
展示内容は『色絵 Japan CUTE !』。
出光美術館のサイト:最新の展覧会(色絵 Japan CUTE !)
鍋島藩窯や古九谷、古伊万里、柿右衛門、野々村仁清などの
陶磁器を展示。ほとんどが出光美術館所蔵品!
タイトルの「Cute!」からイメージしたのは
カワイイ動物の絵だったり、小振りな器だったのですが、
半分当たっていて半分外れていた展示内容でした(笑)。
ワタシ的には『色絵葡萄栗鼠文角皿』がまさにCute!
角皿のサイズも小さく、描かれている葡萄(ぶどう)と
栗鼠(リス)もカワイイ!
実は最初は栗鼠ではなくキツネに見えた(笑)。
葡萄とキツネだとイソップ童話ですが(爆)。
あと、本展示で初めて知ったのが、古伊万里が貿易で
中国や欧州に渡り、景徳鎮やマイセンなども古伊万里を
コピーしたとのことで、オリジナル(古伊万里)と
コピー製品が展示されていました(逆もあり)。
展示を一通り観た後は、皇居方向を見渡せるスペースで
無料のお茶をいただきました。
恒例の東京出張。仕事は明日とあさって。
今日は東京入りのみなので、美術館のハシゴ。
まずは東京国立博物館 表慶館『アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝』。
ちょっとマイナーですが(笑)。
東京国立博物館公式サイト:アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝 / 表慶館
東京国立博物館の表慶館は本館を正面に見て左手の建物。
今まで本館、東洋館、平成館は入ったことがありますが、
表慶館に入るのは初めて。
明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を
記念して計画され、明治42年(1909)に開館した、
日本ではじめての本格的な美術館 だそーです。
今回の展示だけかもしれませんが、ストロボを使用しなければ撮影OK。
なので、2階の円形回廊とか階段はクラシックでイイ雰囲気。
こっそりポートレート撮影するにはよさげ(笑)。
人形石柱(カルヤト・アルカァファ出土 紀元前前3500~2500年)。
日本のハニワと似た感じ。
この器は陶器などではなく、石の削り出しなのにビックリ!
(紀元前2500〜2000年頃)
紀元前1000〜400年頃の彩文杯ですが、
日本の志野焼茶碗のように見えますねぇ(笑)。
こちらは織部焼のお茶碗のように見えますね(笑)。
こちらは欠けた器を復元したものですが、
このままでも作品のようです。
素朴なものだけでなく、精緻な工芸品も。
金のイヤリングは超繊細!(1〜3世紀)。
オスマン朝スルターン、アフメト1世の銘入錠前(1603〜1617年)。
素材が銀というのにビックリ!
錠前自体が盗難にあいそう(笑)。
19世紀の服飾品。ゴーカですなぁ。
今こーゆーのをチープ価格で売り出したら
流行りそうな気がしないでもないですが。
こんな感じでなかなか楽しめました。
また、屋外ではアラビア体験のテントが設置されていて、
無料で荒ビックコーヒーとナツメヤシが無料で振る舞われており、
ワタシもいただきました。