ヒマつぶしに実験的料理に挑戦!
アブラカレイの切り身3枚をそれぞれ衣で色づけするというもの。
上(緑):刻み青じそ + 片栗粉
右(赤):パプリカパウダー + 片栗粉 → パプリカパウダーが古くて茶色くなっていて失敗
→ ポッカ『じっくりコトコト 海老の贅沢ビスク』 + 片栗粉
左(黄):粗挽きマスタード + 片栗粉
それぞれ天ぷらの衣ぐらいの粘り具合にして切り身につけました。
これらをフライパンで焼いたのですが、刻み青じそは思ったほど色が定着しませんでした。
また、ビスクのものはオレンジ色の衣だったのですが、揚げ焼きにすると茶色くなってしまいました。
同じくマスタードのものも茶色くなってしまいました。
食べてみると、それぞれアブラカレイの白身ながら脂の乗った味が美味でしたが、
ビスクのものは味に衣の影響はナシ。刻み青じそとマスタードは
それぞれ風味がついて違う味を楽しめました。
ちなみに下に敷いたもやしはごま油、ナンプラー、
酢、塩胡椒でナムル的味付け。
オクラは軽く炒めました。
食事は他にご飯と余ったスープパウダーで作ったビスクスープ、
和風お惣菜のミニカップ3種。
スーパーで売っていた「シャリアピンポークステーキ」が259円+税と安かったのと、
聞き慣れない名称だったので、試しに購入。
ウィキペディアによると、「シャリアピン・ステーキとは、牛肉を使ったマリネステーキの一種。
1936年(昭和11年)に日本に訪れたオペラ歌手、フョードル・シャリアピンの求めに応じて作られた。
日本以外の地域ではほとんど知られていない、日本特有のステーキ料理である。
当時歯痛もしくは入れ歯の不具合に悩まされていたシャリアピンの、柔らかいステーキが食べたいという要望に応えて、
帝国ホテル「ニューグリル」の料理長だった筒井福夫により考案された。
肉を柔らかくするためによく叩いて薄くした牛肉をタマネギのみじん切りに漬け込む料理法が特徴である。
タマネギに含まれるタンパク質分解酵素の作用で肉が柔らかくなるとされている。
筒井はタマネギを使用する調理法の発想を、すき焼きから得たという説もある。」とありました。
ま、簡単に言えば、あらかじめタマネギのみじん切りに漬け込んだ肉のステーキということですね。
シャリアピンが開発者ではなく要望した人の名前だというのが面白いですが、
別の例としては牛肉にトリュフとフォアグラを載せた料理を「ロッシーニ風」というのが有名ですね。
こちらは美食家としても知られたイタリアの作曲家 ジョアキーノ・ロッシーニ氏の名前が由来。
前置きが長くなりましたが、購入したステーキ用豚肉はタマネギのみじん切りだけでなく、
油、塩、ガーリックパウダーなど、他の調味材も含まれていました。
それをただフライパンで焼いただけ。
食べてみると、タマネギの甘みで独特の風味があり、また肉が柔らかい!
安いアメリカ肉でも美味しく食べられる手法ですね。
自分でも漬け込みから試してみたくなりました。
なお、食事はこの皿の他にご飯と味噌汁、和風総菜のミニカップ3つ。