田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

蝶づくし 故小宮山勇樹氏へ捧げる

2008年07月24日 | 日記
7月27日(木)曇り  青空がでて熱くなる 雲は多い 夕方雷 

8月の12日から24日まで立科町「ふるさと交流館芦田宿」で写真展を開催するポスターが送られてきた。
タイトルは小宮山勇樹写真展「昆虫たちの詩」(むしたちのうた)となっている。
小宮山氏は今年の5月突然亡くなら、生前から自然を愛し虫の写真を好んで撮影していたという。


9時半頃から予定していた草刈をするべく、燃料を草刈機に入れていると玄関前に蝶が来ている。
慌てて作業を止めカメラを持って玄関へ・・・・
ところがこの蝶どうしたのか玄関マットの上に止まったまま動かない。
息絶えているのかと手をさしのべるとヒラリと石の上に移った。

べったりと羽を広げてまたジッとし始める。
だいぶ長い間だ待っていると足を動かしながら半を閉じる開く閉じる・・・・
ゆっくりした動作を繰り返していた。
図鑑で名前をしらべると“サカハチチョウ(逆八蝶)”面の模様の八が逆さに見えるからだという。
春に羽化するものと夏に羽化するものでは羽の文様が異なるという。
自らを大自然の太陽の下に身さらすときに目立つ文様を選んで替えるという。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/sakahatityou.html


サカサハチチョウの写真を撮っているときに向かい側の花壇に咲くラベンダーに蝶が来ているのを見た。
直ぐにそちらへ向かうとラベンダーの林の中を潜り込みながら終わりかけている花を探しながらなかなか出てこない。
やっと上に出てきたが羽を開いてはくれない。

“アカタテハチョウ”だろうか・・・・・
表のは文様はどうなっているのか?
やっとのことで羽を広げてくれたが顔がこちらを向いてくれない・・・・

熱い陽射しのなか立ちっぱなしでカメラを構えたまま汗ビッショリとなる。
いったん木陰に入り蝶の図鑑を見る・・・・・

木陰にはいると風は涼しく心地よい、北側の石を積んだところで休んでいるとシジミチョウが交尾している。
ヒラヒラと繋がったまま飛び次から次へ移っていくが最後にはススキの葉に止まった。
細いススキの葉は風にゆられ上下とゆっくり風に靡いているが、この二人はその揺れが心地よいのだろうか?


あまり見続けるのもおじゃまかと、西側で咲きだしたアジサイ(隅田の華)を見に行く。
腰を下ろし上から眺めてみると隅田川の花火を表したのか周りの星形の花が綺麗だ。
するとまた、さっきと同じシジミチョウが絡みながら空に登ったり急に降りたりしている。
やがて急降下をしたと思ったらアジサイの葉に止まり此処でも交尾が始まった。
種類は“ツバメシジミ”だろうか?
雌の羽にチョウンとでた出っ張りがお洒落だ。


今日は午前中だけで蝶の写真が沢山撮れた。
どれくらいがピントがあって構図がキッチリとしているのだろう?
今日のブログは蝶づくし、 故小宮山勇樹氏へ捧げたい。
コメント (16)
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