田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

辛南蛮 家中に刺激臭がただよう

2008年07月28日 | 日記
7月28日(月) 濃霧 雷雨 曇り 寒い 夜 晴

今朝は晴れていることを願っていたが、目覚めると外は濃霧
起きてから一時間しても霧が晴れてこない・・・・・

玄関から外へ出て見るとアプローチの先が霧に包まれている。
集落の集会所近くの数軒の家は全て霧の中にある。
向かいの山もすっぽりと包まれ少しだけ庭を歩くとシャツが濡れたようになる。


朝飯を摂っている頃から霧が晴れてきたが、上空には重たく黒い雷雲が被さっている。
遠くでゴロゴロと深く重たい響きが伝わってくる。
東の方は下の方にも霧が集まったのか雲海が黒く見える。
ワニのような白い雲がなぜか南から北へ流れているのが不思議だ。


やがて雷が上空まできて大粒の雨が音を立てて降り出した。
今日は8時半から町内の芦田城跡を遮る竹を切ることになっていた。
城跡に見晴台があるが、丈が伸びて用をなさなくなっている。
また、芦田城趾と看板があるがそれも下を通る観光道路から見えないので、ボランティアを集めて伐採することになった。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/12_kyouiku/mybunka/05/05.html
連絡もで今日は中止と電話が入ったのはもの凄い雷と雨の中だった。

午前中は雨で動きも取れないと云うことで身体を休めることに徹した。
そんなときMは『辛味噌』を作ると好い鍋を掻き回していた。
米麹+激辛南蛮+赤ピーマン+日本酒 これを鍋に入れて煮つめるという至極簡単なものだ。

夕べから煮込んでいたようで、激辛ピーマンは友人に頼んで作ってもらっていたと言う。
1.5kgの激辛ピーマンを使っての辛味噌作りは3回もこの鍋で作らなければならないそうだ。
今年は何本くらいの瓶を用意しているのか解らないが、ラベルは俺が作ることになるのだろう。


遅めの昼にはすっかりと雨も止み晴れては来ないが雲もだいぶ薄くなってきた。
満開に近づいた紫陽花は激しい雨に打たれて地面すれすれまで枝が下がってしまった物がある。
白から極薄い紫に変化した紫陽花は花の中央に更に色を濃くしたリボンのようになっている。
紫陽花の可憐さが一層放言されているが、これは雌しべなのだろうか?


畑に回り込むと元気がなかったバジルがあたりに香りを振りまいている。
今年はトマトの完熟を待たずに早めに収穫をして香りを大切にしよう。
1本だけ花を咲かせて種を採るためにしっかりと育つように見守っていこう。
しかし、受粉に虫が来るのを待ってのことか蜘蛛がしっかりと網を張っているようだ。


夜は町づくりの役員会が開かれ、短時間で有意義な会話ができた。
コメント (10)
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