7月5日(日)蒸し暑い一日
今日は小鳥救出作戦が二つもあった。
一つは午前中の僅かな時間だったが、コゲラという木に付く虫を食ってくれる大切な益鳥で、動作がかわいいの鳥だ。
しかも、見守ったのは巣立ちして飛ぶのが楽しい時期の幼鳥だった。
Mが大きな声で“ウゴケナイ トリガァ~ イル~”と叫んでいた。
こう云う時にはすぐにカメラをもってはせ参じることにしている。
ガラスにでも当たったのだろうか・・・
「コゲラ」がコンクリートのたたきに座り込んでいる。
目は白黒して閉じかけている・・・
猫やイタチに捕られてはかわいそうなので見張ることにした。
やがて目を開けて正面をじっと見ていたが首を回したり横を向いたりしている。
まるで人が転んだときに手足は大丈夫か確認している時のようだ。
左に深く首を回したときに俺と目があった・・・・
しかし、驚かない・・・・・
目を合わせたままじっと俺の方を見ている。
ゆっくりとカメラを構えて顔のUPを移したが、嘴はまだ黄色が残っている幼鳥のようだった。
しばらくすると正面を向き目をパチパチしたかと思ったらさっと直線に飛び立ち近くの白樺に止まった。
白樺の太い幹に縦に止まったので足は大丈夫のようだ。
この手の鳥はキツツキの仲間なので頭は相当強打しても大丈夫のようにできていると思うが・・・・
やがて枝に飛び移りすっかり元気になったようだ。
2時過ぎに遅い昼飯を摂っているとストーブの煙突の中からカサカサする音が聞こえる。
鳥が煙突に落ちたのだろう・・・・
酸欠になってもいけないのでしたの換気口をあけると、
こんどはガサガサと大きな音をだして羽をブルブル云わせて登ろうとしているようだ。
大きなビニール袋をストーブの開口部に貼り付けて鳥が出てくるのをまった。
いくら経っても煙突の上に上ろうとしている。
俺も井戸に落ちたおきには上にはい上がろうとばかり考えるのだろう。
蜘蛛の糸?を待つよりも、底まで降りて横に行くほうが俺に似合ってるのかもしれない。
空が暗くなってきた6時過ぎにやっとビニールの袋に入った。
そのまま袋を抱えて外に出すと雀だった。
ビニール袋の口を大きく開けて雀を追いやるがどんどん袋の中へ向かっていく。
端から絞り上げて入り口に追いやると最後はチュンっと云って元気に山の方に向かった。
幼鳥なら仕方がないが雀はしっかりした親鳥のようだった。
タールのにおいで死んでしまうかと思ったが助けてやれてよかった。
いつの日にか、スズメにお呼ばれして、“舌切り雀”のの爺さまのような体験をするのだろうか?
世知辛い世の中、小鳥たちにあの物語が伝えられているのか心配になる・・・
今日は小鳥救出作戦が二つもあった。
一つは午前中の僅かな時間だったが、コゲラという木に付く虫を食ってくれる大切な益鳥で、動作がかわいいの鳥だ。
しかも、見守ったのは巣立ちして飛ぶのが楽しい時期の幼鳥だった。
Mが大きな声で“ウゴケナイ トリガァ~ イル~”と叫んでいた。
こう云う時にはすぐにカメラをもってはせ参じることにしている。
ガラスにでも当たったのだろうか・・・
「コゲラ」がコンクリートのたたきに座り込んでいる。
目は白黒して閉じかけている・・・
猫やイタチに捕られてはかわいそうなので見張ることにした。
やがて目を開けて正面をじっと見ていたが首を回したり横を向いたりしている。
まるで人が転んだときに手足は大丈夫か確認している時のようだ。
左に深く首を回したときに俺と目があった・・・・
しかし、驚かない・・・・・
目を合わせたままじっと俺の方を見ている。
ゆっくりとカメラを構えて顔のUPを移したが、嘴はまだ黄色が残っている幼鳥のようだった。
しばらくすると正面を向き目をパチパチしたかと思ったらさっと直線に飛び立ち近くの白樺に止まった。
白樺の太い幹に縦に止まったので足は大丈夫のようだ。
この手の鳥はキツツキの仲間なので頭は相当強打しても大丈夫のようにできていると思うが・・・・
やがて枝に飛び移りすっかり元気になったようだ。
2時過ぎに遅い昼飯を摂っているとストーブの煙突の中からカサカサする音が聞こえる。
鳥が煙突に落ちたのだろう・・・・
酸欠になってもいけないのでしたの換気口をあけると、
こんどはガサガサと大きな音をだして羽をブルブル云わせて登ろうとしているようだ。
大きなビニール袋をストーブの開口部に貼り付けて鳥が出てくるのをまった。
いくら経っても煙突の上に上ろうとしている。
俺も井戸に落ちたおきには上にはい上がろうとばかり考えるのだろう。
蜘蛛の糸?を待つよりも、底まで降りて横に行くほうが俺に似合ってるのかもしれない。
空が暗くなってきた6時過ぎにやっとビニールの袋に入った。
そのまま袋を抱えて外に出すと雀だった。
ビニール袋の口を大きく開けて雀を追いやるがどんどん袋の中へ向かっていく。
端から絞り上げて入り口に追いやると最後はチュンっと云って元気に山の方に向かった。
幼鳥なら仕方がないが雀はしっかりした親鳥のようだった。
タールのにおいで死んでしまうかと思ったが助けてやれてよかった。
いつの日にか、スズメにお呼ばれして、“舌切り雀”のの爺さまのような体験をするのだろうか?
世知辛い世の中、小鳥たちにあの物語が伝えられているのか心配になる・・・