田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

複雑な 季節の声 ウグイスと蜩せみ

2009年07月13日 | 日記
7月13日(月) 晴れ 雲は多いが 夏日 青空が美しい夕方

早朝から起きだしてみるが何となく体が重い。
朝飯を済ませてから司法書士のところへ出向き土地境界点確認の文書を受け取った。
児童館へ立ち寄り8月10日のたてしなエコ・クラブがソーラークッカーを使ったエコ体験をする打ち合わせを済ませた。
人権センター、福祉センターへ顔を出して昨日の御礼を述べておいた。

昼飯を終えてすぐに外へ出たが熱い。
久しぶりに畑と庭の草刈りの準備をすることにしていた。
これはエンジン付き草刈りで刈りはらうと細かいところで大切な木や草を刈ってしまうので、事前に鎌で周りをきれいにした。
フサスグリが収穫してくれと言っているように完熟した実を持ち続けていた。
摘み取って水に落としてごみをどけるとまるで鮭の子ども・・・イクラに見えた。


昼飯を済ませてからは本格的に畑に出て人参の花を刈り取った。
2~3本だけ残して後はすべてかりとってしまった。
残こした花は種を採ってみるつもりだが、終わりかけた花に美しいカメムシがいた。
モダンな衣装を身にまとい陽の光を受けている姿はイタリアンだろうか?
名前を調べると単純に≪アカスジカメムシ≫とでていた・・・・・


草刈りに大分時間がかかってしまったが、梅の木の近くまでいくと良い香りがしてくる。
Мが完熟した梅で何かを作りたいとと云っていた。
見れば黄色に紅をさしたように見るからに熟しているので、怖々触ってみると硬い・・・
ゆすってみても落ちる気配はないが・・・・・このままで大丈夫なのだろうか??


西に傾きだした陽の光があまりにも眩しいのと熱いので山側へ行き休憩をとった。
日蔭では五色のドクダミが花を沢山開いている。
季節的に夏の花なのだろうか?


最後のエリヤやホオズキが植えてあるところだが草がはびこってどこにホオズキがあるのか分らない。
丁字草も一度ビーバーで刈ってしまったので慎重に周りの草を刈り取った。
種の鞘が僅かに色づいているが採るのはまだ早そうだ。
ここでは隣の畑の婆さまが道に座り込んで休んでいた。
熱いときはコンクリートの斜面に座り込むと気持ちが良いという。
ここでだいぶ長く話をしてしまい、その間に太陽は西側の山に隠れた。
道具を片づけて引き揚げたが、2本の鎌を研ぐのにだいぶ時間がかかってしまった。
裏口から家に入ろうとすると萩が咲いていた。


強い風に揺られる花を写すのはタイミングが難しい。
萩をにらみながらカメラを向けていると、すぐ近くで蜩セミが啼きだした。
遠くではウグイスが鳴いているのだから季節感がおかしい。
梅雨が明けたのか、浅間山をシルエットに美しい夕景色・・・・


複雑な 季節の声 ウグイスと蜩せみ
コメント (8)
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