田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

季節の移ろい 花もさまざま

2009年07月15日 | 日記
7月15日(水) 晴れ 空は高く 太陽が照りつける 熱い一日

太陽が顔を出すのをまって起きだした。
まだらに重なる雲とシルエットで浮かぶ浅間山が夏の朝を美しく見せてくれる。
ここに住まう嬉しさを実感する。


外に出てとびっきり冷たい井戸水で顔を洗ってから、予定どうり梅を収穫した。
6年前に植えた2本の木の一本は白樺の陰になることからか、青く硬い実がついている。
色と香りが充分と思える梅は全て採りつくした。
バケツにいれて井戸のところまでもってくると梅には尺取り虫がいた。
金筋入りの青い虫は何の蝶に姿を変えるのだろうか?


朝飯まではたっぷりと時間があるので裏山を一回りしてみた。
畑の入り口にあるクチナシが花をひとつだけ開いた。
いつもは沢山の花を見せてくれるのだが・・・・、まだ硬いつぼみが2・3あるだけのようだ。


山を登り切ったところに釣り舟草が咲いていると思ったがまだ早いのだろうか?
道のわきに名前が定かでないが、○○ショウマ? と呼ばれる白い花がさいていた。

上部は下の写真のように高くなっているが花は白に僅かに赤色が含まれていた。

          ≪この花の名前 教えてください≫

一回りして家に戻る手前には“ノカンゾウ”が姿勢よくたっている。
この草は春先は山菜として人気があるのだが、ヤギも乳の出が良くなるとかで与えられる草だ。
甘みがある草と云うことで、俺も生食をしてみたが、確かに濃厚な甘さを感じた。
しかし、その数時間後は吐き気と下痢で2日間くらいひどい目にあったことがある。


朝飯を済ませてから即、草刈りを始めた。
昨日の残りなのだが急斜面のところを残したので、今日の作業量は少ない労力は相当に疲れる覚悟をしている。
田舎の常識ではないが、土手の草刈りは下から上に、斜面の畑も下から上にと耕すのだと教えられた。
それは、上の物は下に落ちるのは当たり前でそれに加勢するように上から下に刈った草を落とすと下の畑にたまるだけになるという。
また、土地の境界は斜面の上にはなく一般的には下にあるので、人の土地に刈った草などを落とさない礼儀から始まったのだろう。
満タンにした燃料が切れたところで草刈り機を置くと、そこには“キイチゴ”があった。
最近はあまり見かけなかったのだが・・・・“ナワシロイチゴ”というものだろうか?


草刈り機には燃料を満タンにして、俺は冷たい井戸水で顔を洗い、頭から超冷たい水をかぶると耳の後ろが痺れるほどだ。
熱い・・・日蔭にはいれは風が爽やかで涼しいのだが、直射日光は熱い。
午後も作業を続けると危険すら感じるので、午前中最後の作業を一気に終わらせた。
温度計を見ると28度を指していたが・・・13時のアメダス立科では31度を記録したことになっていた。

熱射病になってもいけないのでシャワーを浴びて食後の睡眠をとった。
コメント (4)
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