田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

風の強い 日曜日 静かさがよい

2009年07月19日 | 日記
7月19日(日) 断続的に強い風が吹く  夕方には青空が見える

いつもより遅めの朝飯を摂ってなんとなくのんびりと過ごす。
朝飯はパン食となっているが季節の変化に合わせて野菜の種類が変わり、畑からの直送のものがならぶ。

昼も今日は蕎麦ということで付け合わせは茄子とインゲンの煮物、胡瓜の漬物・・・・
草食動物のような生活が続いているのが不思議だ。
蕎麦もいただいた山形寒河江の乾麺をゆでる前に水にゆで時間浸して、柔らかくなったところで湯の中にいれる。
ゆで時間はそれなりにつまんで味見をするのだが、ゆであがりは流水の中でごしごしとこするように洗うと乾麺の粉っぽさが消える。


昼飯を終えて外の空気を吸おうと白樺のある庭の先まで行ってみた。
樹液を吸いにくるタテハチョウの仲間がきているだろうか?
時たま強い風が吹くと白い樹皮の剥がれかけたやつがビ~・・・と音をたてる。
幹の黒いところを見ながら下から上に眺めるが姿がみえない。
ここには3本ずつ4か所に植えてあるので小さな白樺の林になっている。
枝を落としたところが黒くなって蝶が止まっているように見える。
目を凝らして眺めるとどうやら白樺の肌と同じように見える蝶がいた。
下に向かって止まっているが・・・まるで“擬態”なぜこれまでの姿になるのだろうか?
後ほど図鑑で調べると“ルリタテハ”の裏翅となっているが・・・
美しい表の翅を閉じてじっと強い風の通り過ぎるのを待っているようだ。


ここには地面の枯葉や細かい枝が落ちているところにジャノメチョウもじっとしている。
少し離れたところに“ベニシジミ”翅を痛めて休んでいた。
彼らは翅に傷ができたりすると痛みをかんじないのだろうか?
レンズを向けると大きな目で撮るの?と云って翅を開いて見せた。


もう一度白樺の木を見渡して根元を見ると天敵であるカミキリムシがいた。
久しぶりに姿を見たが・・・逞しい足でズンカずんか歩く姿が力強い。
しかし、木に大きな穴をあけて出てくいるのでシラカバなどはそこから折れてしまうのだ。


カミキリムシを手で掴み山のほうへ向かって思いっきり投げた。
いったん落ちたかと思ったが翅を広げ頭を上に立ったまま飛んでいく姿がユーモラスだ。
再び白樺の上のほうを見ると“ヒカゲチョウ”ともう一頭は黒い姿で僅かいジャノメのような光見せているが・・・・
同じ場所で樹液を吸っているのだが、強い風をまともに受けながら動かないのがすごい。


上を向いていると雨粒が落ちてきたよう。
大粒の雨・・・・急いで家のほうに向かうが途中のブルーのアジサイに雨が落ちて弾けていた。
アジサイは七変化というが・・・・・雨に打たれる姿は別格だろう。


風の強い 日曜日 静かさがよい
コメント (6)
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