7月20日(月) 曇り 風は涼しい ゆったりした一日
目覚めた時寒さを感じたので窓を閉め忘れたまま寝たのかと思い・・・・
出窓の縦長の窓、洗面所のマド・・・ 手探りで触ってみるが鍵はかかっている。
廊下の薄暗い電気に照らして時計を見ると3時25分、起きるには早すぎるようだ。
朝飯を取っているときに町内の友人Kさんからの電話で午前中に伺うという。
彼は茨城、千葉と回って実家の畑の手入れをしてきたと云い、立科町の住みやすさを実感しているようだ。
やがて夫妻で軽トラで現れ沢山の野菜を持って来てくれた。
一週間関東平野で過ごしていたのでまだ、ここの気候に身体が慣れないという。
俺も東京の夏の熱さを思い出そうとするが・・・熱さよりも空気の汚れていたことが頭に浮かび、咽がイガラッポクなってくる。
梅ジャムの作り方や胡瓜の漬物などMとも会話がクロスしながらあっという間に昼を過ぎてしまった。
彼らの車が去っていく姿を追いつつ、右目に何かが走る気配がした。
最近は≪飛蚊症≫が表れないので一瞬俺の目を疑った。
身体を動かさずにユックリと顎を引き足元の枕木の階段に目を落とす。
イタッ カナヘビ? そ~っとカメラを背中から回しゆっくりとピントをあっわせる。
不思議だ!! 自然の世界の蝶やカメムシも美しい色づかいをしているが・・・
このカナヘビは誰にこのような美しい色を見せるのだろうか?
余計なお世話だと云わんばかりに、俺の方を上目使いでチラッと見た瞬間姿を消した。
おれは彼の動きが目にも止まらなかったと思ったが、瞬間的にシャッターを押していた。
カナヘビがどこへ消えたのかは分らないが・・・
去年もストーブのマキように貯め込んでいるリンゴの木の山に棲んでいたのを思い出した。
そこまでは2mくらい離れているが恐るおそる下のほうを覗いたがいない。
下から上に目線を移していくと途中で何となく揺れるもの見つけた。
ここでも驚いたが・・・3月までにリンゴ園から運び込んだ山積みの中で葉が出ているのだ。
コンクリートの上に縦や横に適当に放り投げて体よくいえば乾燥させているのだが、その木から緑の葉が出ていた。
真上近くにいる太陽の光を受けてトカゲならぬハカゲを見せていた。
リンゴの生命力には素晴らしい力が隠されていることを理解した。
同じ敷地の中で生活のに、“トカゲの虹色”“リンゴの生命力”に気がつかないでいた。
リンゴの木は切り倒して1か月半くらいたち花が咲いた時にも感動したが・・・
リンゴの木に向かって何となく『俺が悪かった』と口走ったような気がした。
そんな思いに反省しつつ庭を一回りする、イチジクの木に異変が見つかった。
今年は面倒見の良い主人に御礼として沢山の実を着けているのだが・・・・
まだ熟するのは早いと思っていた、ひと際大きな実の先端(下向き)に赤い虫が着いていた。
まだ熟していないのに虫が着いているのだ!!
その虫を指ではじき下から覗き込むと相当深い穴ができていた。
このまま木につけておいても虫を呼び込むだけだと思い木からもぎ取った。
手のひらにおいて見るとまだ硬いのだ・・・・・
イチジク=無花果 と云うように ≪花が無い果実≫と云うことで確かに一般的な植物のように花から実に変身するわけではない。
おれはイチジクから虫を追い払い、残る果にも虫が来ないようにむしり取ったことになる。
折角のチャンス≪無花果≫を“私法解剖”して見ることにした。
包丁頭を落とし・縦にきっちりと切り分け・ 両方の中身を照らし合わせた。
楕円軽のつぶツブ これって花の蕾の小さいものなのだろうか?
無花果は花を果として人が勝手に食物としたのだろう。
良くもこういう形で花を隠したまま人に食べられることに満足していられるのだろうか・・・
トカゲの虹色 リンゴの葉っぱ 無花果の花 不思議 皆んなフシギ
目覚めた時寒さを感じたので窓を閉め忘れたまま寝たのかと思い・・・・
出窓の縦長の窓、洗面所のマド・・・ 手探りで触ってみるが鍵はかかっている。
廊下の薄暗い電気に照らして時計を見ると3時25分、起きるには早すぎるようだ。
朝飯を取っているときに町内の友人Kさんからの電話で午前中に伺うという。
彼は茨城、千葉と回って実家の畑の手入れをしてきたと云い、立科町の住みやすさを実感しているようだ。
やがて夫妻で軽トラで現れ沢山の野菜を持って来てくれた。
一週間関東平野で過ごしていたのでまだ、ここの気候に身体が慣れないという。
俺も東京の夏の熱さを思い出そうとするが・・・熱さよりも空気の汚れていたことが頭に浮かび、咽がイガラッポクなってくる。
梅ジャムの作り方や胡瓜の漬物などMとも会話がクロスしながらあっという間に昼を過ぎてしまった。
彼らの車が去っていく姿を追いつつ、右目に何かが走る気配がした。
最近は≪飛蚊症≫が表れないので一瞬俺の目を疑った。
身体を動かさずにユックリと顎を引き足元の枕木の階段に目を落とす。
イタッ カナヘビ? そ~っとカメラを背中から回しゆっくりとピントをあっわせる。
不思議だ!! 自然の世界の蝶やカメムシも美しい色づかいをしているが・・・
このカナヘビは誰にこのような美しい色を見せるのだろうか?
余計なお世話だと云わんばかりに、俺の方を上目使いでチラッと見た瞬間姿を消した。
おれは彼の動きが目にも止まらなかったと思ったが、瞬間的にシャッターを押していた。
カナヘビがどこへ消えたのかは分らないが・・・
去年もストーブのマキように貯め込んでいるリンゴの木の山に棲んでいたのを思い出した。
そこまでは2mくらい離れているが恐るおそる下のほうを覗いたがいない。
下から上に目線を移していくと途中で何となく揺れるもの見つけた。
ここでも驚いたが・・・3月までにリンゴ園から運び込んだ山積みの中で葉が出ているのだ。
コンクリートの上に縦や横に適当に放り投げて体よくいえば乾燥させているのだが、その木から緑の葉が出ていた。
真上近くにいる太陽の光を受けてトカゲならぬハカゲを見せていた。
リンゴの生命力には素晴らしい力が隠されていることを理解した。
同じ敷地の中で生活のに、“トカゲの虹色”“リンゴの生命力”に気がつかないでいた。
リンゴの木は切り倒して1か月半くらいたち花が咲いた時にも感動したが・・・
リンゴの木に向かって何となく『俺が悪かった』と口走ったような気がした。
そんな思いに反省しつつ庭を一回りする、イチジクの木に異変が見つかった。
今年は面倒見の良い主人に御礼として沢山の実を着けているのだが・・・・
まだ熟するのは早いと思っていた、ひと際大きな実の先端(下向き)に赤い虫が着いていた。
まだ熟していないのに虫が着いているのだ!!
その虫を指ではじき下から覗き込むと相当深い穴ができていた。
このまま木につけておいても虫を呼び込むだけだと思い木からもぎ取った。
手のひらにおいて見るとまだ硬いのだ・・・・・
イチジク=無花果 と云うように ≪花が無い果実≫と云うことで確かに一般的な植物のように花から実に変身するわけではない。
おれはイチジクから虫を追い払い、残る果にも虫が来ないようにむしり取ったことになる。
折角のチャンス≪無花果≫を“私法解剖”して見ることにした。
包丁頭を落とし・縦にきっちりと切り分け・ 両方の中身を照らし合わせた。
楕円軽のつぶツブ これって花の蕾の小さいものなのだろうか?
無花果は花を果として人が勝手に食物としたのだろう。
良くもこういう形で花を隠したまま人に食べられることに満足していられるのだろうか・・・
トカゲの虹色 リンゴの葉っぱ 無花果の花 不思議 皆んなフシギ