田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

なんとなく充実した一日 健康に感謝

2009年07月11日 | 日記
7月10日(土) 爽やかな夏の朝を迎えた 梅雨は明けるのだろうか・・・・

日の出時刻少し過ぎて起きだし外へ出る。
モズがケタタマシク啼いている。
白樺の梢と電線をいったり来たりしながら尾羽をはね上げて騒ぎ立てる。
猫?それとも蛇??だろうか・・・・
モズは5月早々に子育てをして、今は2回目の子育て?
それとも別のカップルなのだろうか・・・・

騒ぎは地面すれすれまで降りてきて嘴を鳴らしながら威嚇している。
電信柱を支えている斜めのワイヤを上り下りしながらギシギシ啼くたびに尾羽を上下に振る。
俺が近づいてみると啼くのをやめ、また、白樺の天辺に戻った。


生ごみを段ボールコンポストに入れて庭を一回り・・・・
草は伸びるだけ延びたようで梅雨明けも近くなっている。
夏が来る前に秋のキキョウが満開になり、白いキキョウまで咲きだした。
東京にいるときには白いキキョウは育たなく憧れさえ覚えていた。


信州へ持ってきた植物は観葉植物以外はすべて地におろした。
“この地で育たないものは共に生きる望みなし”など硬いものではないが、手間が面倒だし元は野の花なのだろう。
キキョウも園芸店では大層にして売っていたがいまや、信州では雑草より強く繁殖力旺盛なところを見せている。


朝飯を終えたところで目の前のウメモドキにミスジチョウがきている。
冬に鳥たちに柿の実をやるためにつけた茶漉しがあるが、その中の残骸に来ている。
光線によって透き通ったブルーに見えるのが素晴らしい。


ゆっくりと翅を開いては閉じる優雅な動きが時を忘れさせてくれる。
鳥のえさ台にステンレスの容器は不似合いなのは分かっていたが、蝶までが来てくれることは想像すらしなかった。
翅を縦にしたときに少しだけ風がきたのか、ヨットのセールのようにしなやかに風をかわしていた。


午後は友人を見舞うために佐久病院へМと出かけた。
彼は2週間前に目覚めたときに起き上がれなかったと云う。
一過性の脳溢血とでも云うのだろうか・・・・
言葉は自然に話すことができるが左半身が動かなかったと云う。
今も不自由だが、しびれや痛みの感覚が戻ってきてるという。
近々ここを退院して鹿教湯温泉のリハビリ病院へ移るという。
ここは水上勉さんもリハビリで湯治した云う専門的な環境が整っているそうだ。
先が見えるほどに回復したのは驚異の体力と精神力を持ち合わせていたのか、奥方の介抱のお陰なのだろうか・・・・
窓の外にはすぐ近くにヘリコプターがあり、その先には千曲川が見える。
今はアユ釣りの最盛期・・・釣果は差だかではないが、ざっと見たところ釣り人のほうが多いようだった。


帰りは佐久近辺で文房具を買ったり電気屋でパソコンの小物などを手に入れてから東御市へ行き用事を済ませた。
家に戻ったのは5時近くになっていたが、出かけるときには開いていなかったノカンゾウが開きだしていた。
これも草刈りをしないことで花を見ることができる代物だ。
来週には夏向きの草刈りをしよう。


なんとなく充実した一日 健康に感謝
コメント (4)
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