田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

今日のエコが 明日につながる

2009年07月12日 | 日記
7月12日(日) 雲は多いが 陽の光が明るい 一日

梅雨明け早々を思わせる湿り気のある空気・・・・・
青空が望めるのはいつになるのだろうか?

朝飯を終えて即 軽トラで家を出た。
今日は「たてしなエコ・クラブ」が催すエコを楽しむ一日がある。
集合時間にはまだ早いが一軒だけ立ち寄りフコウキサイバイ(不耕起栽培)をはじめようと勉強しているところへ立ち寄る。
話し込んでしまい“たてしなエコ・クラブ”の集合時間ぎりぎりに町の福祉センターに飛び込んだ。

既に会場のセットは終わり俺の作業のプロジェクターの調整だけが残されていた。
1週間前テストをしたときにフリーズが発生していたのでピックアップのクリーニングを施した。
レンズの調整、ホリゾントとのバランスを整え、音量を大凡のところにして準備を終えた。
今日の主たる催しは環境映画「HOME 空から見た地球」の上映と、お茶会を予定している。
まずは午後のお茶会に使う地産地消のおやつ作りが始まっていた。


看板を書き、受付を整えていると昼飯の時間になった。
出来立てのニラ煎餅+ポップコーンの昼飯を摂っていると1時開演の前に大勢の人が集まりだした。
三々五々会場に入ったところで、“エコを楽しむ一日”がはじめられた。
挨拶の次に“たてしなエコ・クラブ”の紹介はY女史が巧みな話術で観客を盛り上がらせた。


≪HOME空から見た地球≫の画面が映し出され、美しい地球の創世記を思わせる画面が流れ出した。
『宇宙の奇跡である生命が誕生したのは40億年前
 人間が生まれたのは僅か20年前・・・・
 文明が発達した僅か50年で人はとてつもない変化を地球にもたらした
 美しかった地球はどこへ行ってしまったのか・・・ 』

この映像はすべてヘリコプターから撮影されたという・・・・
美しい地球でありながら、人の営みがどのように未来に伝えるかを節説を訴えていた。
90分以上の上映時間、目を凝らし、耳を凝らして世界を見つめた時間が貴重なた件だった。


映画の後は隣の部屋に用意されたお茶とお菓子で映画の感想、エコ話などなど盛り上がった。
なかでも、この映画は小学校中学校高等学校でもぜひ見る機会を与えたいとの熱い声があがった。
町内の肉牛肥育をしている人は、和牛は牧草だけで育つはずだが、商品とするためには輸入飼料や薬を与えないと出荷ができない仕組みになっていること。
コメ生産者は40%の減反を強いられているため仕方なく米を動物の飼料としなければならない・・・・
水の話、電気の話・・町内だけでも世界規模の話につがなる環境の重要性が熱く語られた。


某放送局では盛んに≪あしたのエコでは間に合わない≫と唱えているが、今日の上映会のあとの意見交換会は有意義だった。
この町に米を作りに都会から移り住んだ家族が仲間入りしていることがうれしい。

今日のエコが 明日につながる
コメント
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