田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

ふれあいネットワーク 世代を受け継ぎ地域の支えあい

2011年12月09日 | 日記

12月9日(金)  雪  初雪   晴れ  風は冷たい 十四夜月

目覚めるといつもより障子が明るい。若しや ・ ・ ・ 雪だ

朝一で出かけることになっているので慌ててタイヤをスタッドレスに交換する。軽トラのタイヤは軽く作業も朝飯前20分もあればだいじょうぶ。

朝飯を摂っている頃には雲間から陽が射して来るほどに青空が見え始めた。集落の公園の脇を通ると雪は少ないがしっかりと銀世界を見せている。

行き先は塩沢地区、世帯数が大きく昔の村で150余と云う西塩沢公民館に着いたのは9時を少し過ぎたところ。既に厨房や作業室では今日の「ふれあいネットワーク」の準備が始まっていた。一段落して休憩となるとスタッフ11名がそれぞれ持ち寄った漬け物や甘味な“手づくな”などがテーブルに並べられ、会話は秋の収穫から正月に向けた準備の話しに花が咲く。

休憩の前には一大イベントである“おはぎ”をスタッフで作た。家で米を炊いて電気釜ごと持ち寄ての作業。きな粉、胡桃、黒ごま、金ゴマ、そしてあずきと5種類のオハギができた。スタッフはベテラン主婦だけあって手際が良いと云うか、見ているあいだに片付いているのがすごい。

「西塩沢瑞穗ふれあいネットワークの会」と云うのが正式名称だが、16年前に発足して今に続いている。姑から嫁に受け継がれるスタッフの多くは女性だが、男性もボランティア精神旺盛な人が受けている。春と秋にイベントを行い、今日は秋の部で毎年オハギを作ることにしている。賑やかな宴会は話しあり歌ありで時間が経過するのが早かった。 

そう言う俺はナゼここに来たかということになるが、町民活動センターのボランティア活動発表会が来年2月にあり、そこで、このネットワークの会に活動事例紹介をして貰うことになっている。その資料作りに先ずは写真を撮ろうということで伺った。写真はともかく、大きなオハギを腹一杯の上更にお土産までいただいてしまった。

 午後4時すぎには東の空が薄紅色に染まる

十四夜月が白く化粧をした浅間の頂を照らした

コメント
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