田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

年の瀬と 云うほどもない 暮れの一日

2011年12月30日 | 日記

12月30日(金) 夜半に雪  晴れ   寒さはそれほど感じない一日

夜半に雪が降ったようだ。俺は全く気がつかなかったが、新聞配達の足跡が残っていることから朝方には止んでいたことになる。僅かに東の空が赤く色つくころソーラーのガーデンライトはまだ点灯している。普段ならこの時間には消えているのだが、今日はセンサーが綿帽子を被っているので未だ夢の中のようだ。 

夜半に雪を降らせた曇も朝には細く棚引くように消えていくが、それを追うように日の出前の光が赤く染めていた。集落にはまだ光は届かないが、この静かな中にも次を思わせる不思議なリズム感がある。 

 

東南には湿った空気が淀んでいるのか、太陽の昇る直前になると光の帯が縦に昇り上の雲の下を光らせた。太陽柱とでもいうには短いが、和蝋燭の炎のようにも見えるのは灯りの原点が太陽にあることを覗わせる。 

昨日までの重労働の見返りとして一日を安息日と決め込んでいたが、客人が多く年の瀬を感じさせられる。日頃のお付き合いの中でも晦日ともなると特別な想いを感じる。昼前の電話で明日できる新調した眼鏡が今日できているとメガネ店から電話が入った。遠近両用メガネを使い慣れている俺としては、昔の近視用のメガネでは不自由なことしきりだ。約一週間の不自由さを解消できるありがたさで直ぐに眼鏡屋に向かった。

夕方からは急に気温が冷え込んできた。集会所では明日に行われる子ども獅子舞の練習、昨年から子どもだけで、先鋒・梵天振り・獅子頭+獅子胴・太鼓・鉦と囃子を含めて全て子どもでできるようになった。賑やかな練習も8時30分には全て終わり、あとは大人たちの酒盛りの場と化した。

 

色御幣 獅子の尻尾と はしゃぐ子ら (哉) 

コメント
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