田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

段ボールの温もり ホームレスではなく 生ゴミ堆肥の話し

2011年12月28日 | 日記

12月28日(水)  晴れ   曇は多く 寒い 一日

今月25日に掲載した生ゴミ堆肥の段ボール箱のその後。25日はスッピンの段ボール箱の微生物は寒く冬眠状態、温度も0℃を前後するくらいで投入した生ゴミは何時までも残っていた。そして、それを解消しようと箱ごと入る一廻り大きな段ボールを用意して、間に新聞紙を丸めて詰め込んだ。

生ゴミを入れて3日経った今日開けてみて驚いたのは中の温度計は25℃を示していた。その前にフタを開けただけで湯気が立ち昇りいかにも温もりがあると云う風情だ。

 

生ゴミを段ボールで堆肥化しようという人は多いと思うが、信州の-10℃以上になるところでは外に置くのは難しいと、冬はあきらめている人が多い。ところが段ボールの暖かさと云うか断熱効果は素晴らしいもので、箱を二重にするだけで効果は高い。しかし、今朝開けたおきに、上に被せて置いた新聞史は湿り気を帯びて中の基材に落ちるかと思うほどだった。ここで少し改良を加えるべく、苗かごを置くことにした。

苗かごには新聞紙を二日分載せて、この新聞紙で基材から立ちのぼる蒸気を吸い取らせることを考えている。恁うすることで外側の段ボールが湿り気を帯びて形が崩れるk、ことを防ぎ長持ちしてくれるだろう。

下の写真、左側が新しい外箱、右側のものは昨年の冬に過ごした二重のもので、湿り気を防ぐ対策を怠ったので形が崩れた。春になってからフタの部分を切り取って布で被いをしている。

生ゴミを段ボールで堆肥化使用という試みは6年前から始めたが、毎年少しずつ知恵がつき効率が高くなっている。Eco仲間からこんなに大きな段ボールはどこで手に入れたのか? と聞かれたが、これはプリンターの修理をしたときに使われたもの。段ボールの資源回収にだすのも良いが、冬の対策として段ボールは貴重な材料とされているのは田舎でなくても周知のとおりだろう。

生ゴミも 二重の箱に 癒されて 分解酵素に 熱く委ねる (哉) 

Look!! 自然界の微生物で生ゴミが消える http://garbageate.exblog.jp/6871638/

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