goo blog サービス終了のお知らせ 

田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

梅ジャムも 効き惚れた 調律の音積(ねずみ)

2009年07月16日 | 日記
7月16日(木) 晴れ 今日も続けて夏日 午後には風もなくなり雲が張り出す

昨日からの続きで朝から梅にかかりっきりです。
Мは早朝から役場職員と小海町へ出かける云いつつ、その前に梅シロップを作ると
今では使っていない炊飯器を地下倉庫へあると云う何故か指示モード。
ひとつ返事で取って返すと俺が収穫した梅の中から選りすぐりの立派な梅を投入、さらに氷砂糖をドッサと入れた。
このまま8時間保温状態を維持するのだと云いながら出かけて行った。


4時間の調律作業が終えてさてはてお帰りになった後には・・・
梅ジャムはなんと砂糖を少々振りかけられたまま鍋の中で静かにピアノの響きに効き惚れていたようです。

俺はと云うと残った梅は好きなようにするゆにとの捨て台詞にも聞こえる物言いに圧倒されながら、兼ねてから思っていた梅ジャムに飛びついた。
虫食いの跡を取り除くのにも相当な量なので・・・そこは俺流の包丁さばき・・・


大なべに一次処理を施した梅を入れ水を張ってIHで加熱する。
手でかき混ぜながら・・・手が入れられなくなる温度になったら取り出すと云いう危険な技をクリア。



一人流れ作業で鍋から上げた梅の種とり作業・・・・
これが慣れてくるに従って包丁の動きもスムーズに切っては回転・回転させては切るというなんともスムーズな動きに感心しきり
あっと云う間に種なし梅が3kgも出来上がりました。


切り分けた実は柔・軟・硬ともっともらしくガラスのボールに取りわけましたが、全体の工程から見れば意味のないことだったようだ。
しかし、普段の根っからの几帳面が絵に描いたように切り分けられた種に姿を表しています。
丸い種を資格に切り分けるなんざぁ~角にはおけませんネ


ここまでの作業が11時に終わると思いもしなかった余裕から・・・・
Mがこのまま8時間置いておくという炊飯器のふたをそっと開けてみる余裕すらわいてきたのです。
炊飯器は保温状態で3時間は経過したのでしょうか?
そっとふたを開けてみるとなんとも生温かい空気と共に微妙な姿が目に入りました。
生温かさと南極海の氷山の流れ出しを想像するには最適と思われる映像が炊飯器の中で広がっていました。
氷砂糖が解けだし梅からでる水分と混ざり合い、浮いた氷砂糖はさながら氷山にみえ、丸く浮く梅はゴマフアザラシのあたまでしょうか?


ふたを閉めたところに、今日の午後の予定久しぶりのピアノの調律師のお出ましです。
東京の楽器店から毎年のように調律に来てくれるS氏、相変わらずダンディーな姿が変わらず一安心。
軽く会話を交わしたあとは調律に熱中・・・・・
音が重なる度にハーモニーが安定してくる心地よさ、これが睡魔を呼び寄せるのです。


心地よい響きがなるなかMが御帰還!!
急に大きな叫びで“アッツ~ィ”夢心地のピアノの音も吹っ飛びました。
後は順調に進んだ調律も最終段階には鍵盤とアクションを外し音の調整・整音です。


4時間の調律&整音作業が終えてS氏がお帰りになったとき・・・・
ふと頭をよぎったのは梅ジャムの行方でした。
そっと鍋の蓋を開けてみると3kgの梅にはまだまだ足りない500gの砂糖を振りかけられたまま
静かにピアノの音に効き惚れていたのでしょうか?


梅ジャムも 効き惚れた 調律の音積(ねずみ)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の移ろい 花もさまざま

2009年07月15日 | 日記
7月15日(水) 晴れ 空は高く 太陽が照りつける 熱い一日

太陽が顔を出すのをまって起きだした。
まだらに重なる雲とシルエットで浮かぶ浅間山が夏の朝を美しく見せてくれる。
ここに住まう嬉しさを実感する。


外に出てとびっきり冷たい井戸水で顔を洗ってから、予定どうり梅を収穫した。
6年前に植えた2本の木の一本は白樺の陰になることからか、青く硬い実がついている。
色と香りが充分と思える梅は全て採りつくした。
バケツにいれて井戸のところまでもってくると梅には尺取り虫がいた。
金筋入りの青い虫は何の蝶に姿を変えるのだろうか?


朝飯まではたっぷりと時間があるので裏山を一回りしてみた。
畑の入り口にあるクチナシが花をひとつだけ開いた。
いつもは沢山の花を見せてくれるのだが・・・・、まだ硬いつぼみが2・3あるだけのようだ。


山を登り切ったところに釣り舟草が咲いていると思ったがまだ早いのだろうか?
道のわきに名前が定かでないが、○○ショウマ? と呼ばれる白い花がさいていた。

上部は下の写真のように高くなっているが花は白に僅かに赤色が含まれていた。

          ≪この花の名前 教えてください≫

一回りして家に戻る手前には“ノカンゾウ”が姿勢よくたっている。
この草は春先は山菜として人気があるのだが、ヤギも乳の出が良くなるとかで与えられる草だ。
甘みがある草と云うことで、俺も生食をしてみたが、確かに濃厚な甘さを感じた。
しかし、その数時間後は吐き気と下痢で2日間くらいひどい目にあったことがある。


朝飯を済ませてから即、草刈りを始めた。
昨日の残りなのだが急斜面のところを残したので、今日の作業量は少ない労力は相当に疲れる覚悟をしている。
田舎の常識ではないが、土手の草刈りは下から上に、斜面の畑も下から上にと耕すのだと教えられた。
それは、上の物は下に落ちるのは当たり前でそれに加勢するように上から下に刈った草を落とすと下の畑にたまるだけになるという。
また、土地の境界は斜面の上にはなく一般的には下にあるので、人の土地に刈った草などを落とさない礼儀から始まったのだろう。
満タンにした燃料が切れたところで草刈り機を置くと、そこには“キイチゴ”があった。
最近はあまり見かけなかったのだが・・・・“ナワシロイチゴ”というものだろうか?


草刈り機には燃料を満タンにして、俺は冷たい井戸水で顔を洗い、頭から超冷たい水をかぶると耳の後ろが痺れるほどだ。
熱い・・・日蔭にはいれは風が爽やかで涼しいのだが、直射日光は熱い。
午後も作業を続けると危険すら感じるので、午前中最後の作業を一気に終わらせた。
温度計を見ると28度を指していたが・・・13時のアメダス立科では31度を記録したことになっていた。

熱射病になってもいけないのでシャワーを浴びて食後の睡眠をとった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明けに 眼を奪われる 草花火 (哉々)

2009年07月14日 | 日記
あ7月14日(火) 雲は多いが晴れ 梅雨明け 熱いが夕方には涼しい風が吹く

関東東海信越地方は梅雨が開けたと報じている。
報じていると云ってもそれを聞いたのは昼過ぎ、朝からの熱さは湿度も高く相当なものだった。

予定どおりに朝飯を片づけてすぐにそとへ・・・・草刈り機のエンジン始動!!
快音を響かせながら一気に草むらに飛び込んだ。
いままでこれほどに草丈が伸びるまでほおっておいたことはないくらい延びている。
畑を通り越してブルーベリーのところまできたが、熟した実をみるや休憩モードに
先端の青黒く熟した実を数個つまんでパクリ・ぱくり・・・
充分に甘さがありほのかに酸味を感じるのが爽快にしてくれる。


草むらではベニシジミがバンザイモードで上空を転げるように飛ぶシジミチョウをねらう。
ここでも縄張りがあるのだろうか・・・・


草刈りは順調に進み午前中の予定はすべてクリアした。
昼飯はМが戻ってからということなので大休憩を採ることにした。
梅雨が開けたと軽トラのラジオから聞こえてきたが、確かに熱い。

蝶たちが来ている夏の花の庭に行き、まずはラベンダーの脇に座り込む。
ここでは“熊蜂”キムネクマバチと云うのが正式名称のようだが、翅音をブンブン振動させてラベンダーに止まると大きくたわむ。
数匹が花から花へ飛び回る姿は真横から見ると壮観だ。
翅音やドギツイ姿の割にはおとなしくレンズを近づけても威嚇するような仕草はしない。


熊蜂と接近しすぎるように花の蜜を吸いに来ているのは“ジャノメチョウ”だろう?
熊蜂が近寄ると蝶の方が翅を広げて脅かすような振舞いをする。


左を向くとオカトラノオが最後の花を開いて虫を呼び寄せている。
花から花を渡り歩いている“メスグロヒョウモンチョウ”が来ていた。
この♀の蝶は夏の終わりに翅を傷つけた姿しかみてなかった。
名前からして♂は派手な黄色地の豹紋の蝶だが、メスはこのような姿をしている。
しかし、立派な♂の姿から、メスグロと云う冠をつけられても悠然としているのは余程♀の魅力があるのだろう。


昼飯を済ませてから午後の作業となったが熱い!!
真夏の炎天下は危険が付きまとうことは承知しているのだが・・・・
芝生が伸びすぎているのでビーバーで刈り取る。
エンジンを響かせながら左の土手に落ちないように刈り上げるのがこれが難しい。
刃の回転が逆になるので再び坂を下りてドテ下を右足で踏ん張りながら刈りあげて北側の開けたところまで着いた。
炎天下の作業も限界に近く立ち止まるとふらふらする。
離れたところの電柱にはタテハチョウの仲間だろうか日差しを避けて止まっている。
コンクリートの冷たさが心地よいのだろう。



家の周りを一気に草刈りをしようと云うのが甘い発想だ・・・
この熱いさなか熱中症にでもなったらどうするのだ!!
俺の頭と心の奥から叫び声が聞こえてくる。
こういう声にはすぐに賛成して再びエンジンを掛けることをやめた。
こっそりと軽トラの時計も俺の背中を押してくれて3時過ぎになっている。

道具を片づけて、明日の作業を下見しておこうと北側の土手に登ると目の下に見えたのはネムの花だ。
咲いたのが気がつかなかった・・・・
梅雨が明けて夏を迎えると連想するする花はネムと百日紅だろうか。
東京の町中、庭木に多かったことだろうが、一味違うのは信州の山でみるネムの花だ。


梅雨明けに 眼を奪われる 草花火(哉々)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

複雑な 季節の声 ウグイスと蜩せみ

2009年07月13日 | 日記
7月13日(月) 晴れ 雲は多いが 夏日 青空が美しい夕方

早朝から起きだしてみるが何となく体が重い。
朝飯を済ませてから司法書士のところへ出向き土地境界点確認の文書を受け取った。
児童館へ立ち寄り8月10日のたてしなエコ・クラブがソーラークッカーを使ったエコ体験をする打ち合わせを済ませた。
人権センター、福祉センターへ顔を出して昨日の御礼を述べておいた。

昼飯を終えてすぐに外へ出たが熱い。
久しぶりに畑と庭の草刈りの準備をすることにしていた。
これはエンジン付き草刈りで刈りはらうと細かいところで大切な木や草を刈ってしまうので、事前に鎌で周りをきれいにした。
フサスグリが収穫してくれと言っているように完熟した実を持ち続けていた。
摘み取って水に落としてごみをどけるとまるで鮭の子ども・・・イクラに見えた。


昼飯を済ませてからは本格的に畑に出て人参の花を刈り取った。
2~3本だけ残して後はすべてかりとってしまった。
残こした花は種を採ってみるつもりだが、終わりかけた花に美しいカメムシがいた。
モダンな衣装を身にまとい陽の光を受けている姿はイタリアンだろうか?
名前を調べると単純に≪アカスジカメムシ≫とでていた・・・・・


草刈りに大分時間がかかってしまったが、梅の木の近くまでいくと良い香りがしてくる。
Мが完熟した梅で何かを作りたいとと云っていた。
見れば黄色に紅をさしたように見るからに熟しているので、怖々触ってみると硬い・・・
ゆすってみても落ちる気配はないが・・・・・このままで大丈夫なのだろうか??


西に傾きだした陽の光があまりにも眩しいのと熱いので山側へ行き休憩をとった。
日蔭では五色のドクダミが花を沢山開いている。
季節的に夏の花なのだろうか?


最後のエリヤやホオズキが植えてあるところだが草がはびこってどこにホオズキがあるのか分らない。
丁字草も一度ビーバーで刈ってしまったので慎重に周りの草を刈り取った。
種の鞘が僅かに色づいているが採るのはまだ早そうだ。
ここでは隣の畑の婆さまが道に座り込んで休んでいた。
熱いときはコンクリートの斜面に座り込むと気持ちが良いという。
ここでだいぶ長く話をしてしまい、その間に太陽は西側の山に隠れた。
道具を片づけて引き揚げたが、2本の鎌を研ぐのにだいぶ時間がかかってしまった。
裏口から家に入ろうとすると萩が咲いていた。


強い風に揺られる花を写すのはタイミングが難しい。
萩をにらみながらカメラを向けていると、すぐ近くで蜩セミが啼きだした。
遠くではウグイスが鳴いているのだから季節感がおかしい。
梅雨が明けたのか、浅間山をシルエットに美しい夕景色・・・・


複雑な 季節の声 ウグイスと蜩せみ
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のエコが 明日につながる

2009年07月12日 | 日記
7月12日(日) 雲は多いが 陽の光が明るい 一日

梅雨明け早々を思わせる湿り気のある空気・・・・・
青空が望めるのはいつになるのだろうか?

朝飯を終えて即 軽トラで家を出た。
今日は「たてしなエコ・クラブ」が催すエコを楽しむ一日がある。
集合時間にはまだ早いが一軒だけ立ち寄りフコウキサイバイ(不耕起栽培)をはじめようと勉強しているところへ立ち寄る。
話し込んでしまい“たてしなエコ・クラブ”の集合時間ぎりぎりに町の福祉センターに飛び込んだ。

既に会場のセットは終わり俺の作業のプロジェクターの調整だけが残されていた。
1週間前テストをしたときにフリーズが発生していたのでピックアップのクリーニングを施した。
レンズの調整、ホリゾントとのバランスを整え、音量を大凡のところにして準備を終えた。
今日の主たる催しは環境映画「HOME 空から見た地球」の上映と、お茶会を予定している。
まずは午後のお茶会に使う地産地消のおやつ作りが始まっていた。


看板を書き、受付を整えていると昼飯の時間になった。
出来立てのニラ煎餅+ポップコーンの昼飯を摂っていると1時開演の前に大勢の人が集まりだした。
三々五々会場に入ったところで、“エコを楽しむ一日”がはじめられた。
挨拶の次に“たてしなエコ・クラブ”の紹介はY女史が巧みな話術で観客を盛り上がらせた。


≪HOME空から見た地球≫の画面が映し出され、美しい地球の創世記を思わせる画面が流れ出した。
『宇宙の奇跡である生命が誕生したのは40億年前
 人間が生まれたのは僅か20年前・・・・
 文明が発達した僅か50年で人はとてつもない変化を地球にもたらした
 美しかった地球はどこへ行ってしまったのか・・・ 』

この映像はすべてヘリコプターから撮影されたという・・・・
美しい地球でありながら、人の営みがどのように未来に伝えるかを節説を訴えていた。
90分以上の上映時間、目を凝らし、耳を凝らして世界を見つめた時間が貴重なた件だった。


映画の後は隣の部屋に用意されたお茶とお菓子で映画の感想、エコ話などなど盛り上がった。
なかでも、この映画は小学校中学校高等学校でもぜひ見る機会を与えたいとの熱い声があがった。
町内の肉牛肥育をしている人は、和牛は牧草だけで育つはずだが、商品とするためには輸入飼料や薬を与えないと出荷ができない仕組みになっていること。
コメ生産者は40%の減反を強いられているため仕方なく米を動物の飼料としなければならない・・・・
水の話、電気の話・・町内だけでも世界規模の話につがなる環境の重要性が熱く語られた。


某放送局では盛んに≪あしたのエコでは間に合わない≫と唱えているが、今日の上映会のあとの意見交換会は有意義だった。
この町に米を作りに都会から移り住んだ家族が仲間入りしていることがうれしい。

今日のエコが 明日につながる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんとなく充実した一日 健康に感謝

2009年07月11日 | 日記
7月10日(土) 爽やかな夏の朝を迎えた 梅雨は明けるのだろうか・・・・

日の出時刻少し過ぎて起きだし外へ出る。
モズがケタタマシク啼いている。
白樺の梢と電線をいったり来たりしながら尾羽をはね上げて騒ぎ立てる。
猫?それとも蛇??だろうか・・・・
モズは5月早々に子育てをして、今は2回目の子育て?
それとも別のカップルなのだろうか・・・・

騒ぎは地面すれすれまで降りてきて嘴を鳴らしながら威嚇している。
電信柱を支えている斜めのワイヤを上り下りしながらギシギシ啼くたびに尾羽を上下に振る。
俺が近づいてみると啼くのをやめ、また、白樺の天辺に戻った。


生ごみを段ボールコンポストに入れて庭を一回り・・・・
草は伸びるだけ延びたようで梅雨明けも近くなっている。
夏が来る前に秋のキキョウが満開になり、白いキキョウまで咲きだした。
東京にいるときには白いキキョウは育たなく憧れさえ覚えていた。


信州へ持ってきた植物は観葉植物以外はすべて地におろした。
“この地で育たないものは共に生きる望みなし”など硬いものではないが、手間が面倒だし元は野の花なのだろう。
キキョウも園芸店では大層にして売っていたがいまや、信州では雑草より強く繁殖力旺盛なところを見せている。


朝飯を終えたところで目の前のウメモドキにミスジチョウがきている。
冬に鳥たちに柿の実をやるためにつけた茶漉しがあるが、その中の残骸に来ている。
光線によって透き通ったブルーに見えるのが素晴らしい。


ゆっくりと翅を開いては閉じる優雅な動きが時を忘れさせてくれる。
鳥のえさ台にステンレスの容器は不似合いなのは分かっていたが、蝶までが来てくれることは想像すらしなかった。
翅を縦にしたときに少しだけ風がきたのか、ヨットのセールのようにしなやかに風をかわしていた。


午後は友人を見舞うために佐久病院へМと出かけた。
彼は2週間前に目覚めたときに起き上がれなかったと云う。
一過性の脳溢血とでも云うのだろうか・・・・
言葉は自然に話すことができるが左半身が動かなかったと云う。
今も不自由だが、しびれや痛みの感覚が戻ってきてるという。
近々ここを退院して鹿教湯温泉のリハビリ病院へ移るという。
ここは水上勉さんもリハビリで湯治した云う専門的な環境が整っているそうだ。
先が見えるほどに回復したのは驚異の体力と精神力を持ち合わせていたのか、奥方の介抱のお陰なのだろうか・・・・
窓の外にはすぐ近くにヘリコプターがあり、その先には千曲川が見える。
今はアユ釣りの最盛期・・・釣果は差だかではないが、ざっと見たところ釣り人のほうが多いようだった。


帰りは佐久近辺で文房具を買ったり電気屋でパソコンの小物などを手に入れてから東御市へ行き用事を済ませた。
家に戻ったのは5時近くになっていたが、出かけるときには開いていなかったノカンゾウが開きだしていた。
これも草刈りをしないことで花を見ることができる代物だ。
来週には夏向きの草刈りをしよう。


なんとなく充実した一日 健康に感謝
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法律で 守らてマス 地でじ をあらそう ケーブルテレビ

2009年07月10日 | 日記
7月10日(金) 晴れ  嵐 南の風が吹きまくる 湿り気のある一日

眩しさで目が覚めた・・・・・
上空の青空に昇りたての朝日が反射して眩しい。
やがて朝日は黒い雲に覆われながらもその隙間から光を落としている。
風が強く窓を開けてみると南の風か生温かい。


激しい風と雨は1時間もすると徐々におさまったが、風だけが残っている。
朝飯を終えてもまだ風が強いので、ブルーベリーの一本だけ頭が重いのがあるので支え棒をたてた。
トマトの大型の実がなるものも支え棒を立ててやった。
これも列をひとまとめにして支えをつけなくてはならないが、もう少し成長してからでよいだろう。

庭の枕木で作った階段にキノコが生えていた。
昔は園芸で使う枕木も鉄道で使っていたものを売っていたが、今はわざわざ枕木のように作って販売している。
鉄道で使ったものならキノコがでるようなこともないだろうが・・・・・
はじめは石が乗っているのとばかり思っていたのだ・・・


午後は町の福祉センターで『地上デジタル放送説明会』があるというので出かけてみた。
この町の多くの家庭ではケーブルテレビの回線を利用してテレビを視聴している。
地デジになるということが今までアナログの電波が届かなかったが山陰にも電波が入るようになると説明している。
説明者は、総務省/(社)デジタル放送推進協会(Dpa)長野支部から来ているという。
俺的にはテレビがデジタルになってそれほど世の中が変わるとは思えない。
この発想の大義名分は電波の合理的使用とか云っているが、要するに『NHK視聴料の取っぱぐれがないこと』から発想しているのだろう。
この不景気の時代 法律で決まったことを楯にしているのが気に入らない。


会場には説明のDpaの数人と地元蓼科ケーブルビジョンの専務が来ていた。
双方の商戦が見え隠れするのか?
お二方も奥歯に物が挟まった言葉が気になった。

しかし、この法律を施行するに当たって立科町のような小さな田舎では、蓼科山中腹、白樺高原では町のケーブルテレビを見ることができなかったことに光がさすことになった。
これは国の補助金で里から観光地白樺湖まで光ケーブルを町が設置するのだという。
里には既に光ケーブルが張り巡らされているが、その利用はまだまだ数パーセントにしかなっていないだろう。
全町に通じるケーブルがあるが、町の広報はいまだ静止文字画像だけが24時間流されているだけだ。
何れは動画配信をする計画があるというが、サテライトでもつくり観光地のライブカメラなど他では既にやってもらいたいものだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せと云う黄色 まだら雨も 夏に向かう

2009年07月09日 | 日記
7月9日(木) 梅雨らしく降ったりやんだり 蒸し暑い一日

午前中は昨日の町理事者との話し合いをA42ページにまとめて、環境フェア準備会メンバーに送るように手配した。
言葉の綾という立場によって解釈が異なることは文字にして書き表すのが難しい。
役所の中でも親しければ“これで周知してよろしいですね”と確認をしてきたが、今回は親しき仲にも礼儀を優先させることにした。
互いに理解しあったことを改めて曲解するわけでもないことを文字にはしないほうがよいだろう。

そんなことで午前中を過ごしてしまったが、昼前に花屋Fからブーケが届いた。
一般的には花屋からものが来るということは何方かが頼んだものが届けられるのだが、我が家では息子なるものが店主というわけで突然送られてくる。
一気に夏モード ヒマワリとガーベラすべて黄色でまとめたブーケだった。


Мが戻ってから箱を開けるとなんとレトルトのカレーまでが入れてあった。
すべてが幸せを包み込み黄色ということで、目も胃袋も香りまでも幸せそのものになった。
因みに彼の店のHPは・・・・のぞいて見てほしい。
http://www.f-2005.jp/

昼にいったんやんだ雨も俺が出かける2時過ぎには降り出した。
空にはびっしりと雨雲が広がったので夜まで降られると覚悟をして車を走らせた。
作業は役場隣の人権センターにあるプロジェクターの具合が悪いので調べるだけだ。
12日に開く≪第5回 エコを楽しむ一日≫でDVDの上映会をすることになっている。


先日リハーサルをしてみると90分の後半になるとフリーズが起こるのだった。
ヘッドを洗浄して乾燥させておしまいという至極簡単な作業だった。
空いた時間は職員のT女史と環境のことなど楽しく話が盛り上がった。

家に戻ると雨がやみ・・・僅かだが青空がそのいた。
春に俺が草刈り機で出たばかりの新芽の頭をばっさりと落としてしまったユッカが花を開いていた。
心なしかいつもの年よりも丈が短いように感じたが下から仰いでパチリ
雨の滴をためたユッカ 堂々としてUPされている。


前出の“エコを楽しむ一日”を年2回~3回催しているが、その都度いろいろな企画が楽しい。
今回はタイミング良く環境映画が世界環境デイに合わせて6月5日に全世界一斉に上映された。
しかし、町内の多くの人が見損なった・・見たい!!との声がかかり急きょこの映画にすることとなった。

たてしなエコ・クラブの活動は別のブログ≪たてしなエコ・クラブ≫で検索すると見ていただけるが、多種多様のことに取り組んでいる。
今回7月1日に発行した会報3号も全頁クラブのサイトで読んでいただけるが・・・
ここに、1ページだけを載せさていただくことにする。


詳しくは→ http://garbageate.exblog.jp/
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爽やかな 立科の夏が 恋しくなった

2009年07月08日 | 日記
7月8日(水) 雨  午後 風と共に青空がのぞく

目がっ覚めた時には東の空には朝焼けが見えた。
時計は4時25分・・・少々起きるには早すぎのようなので再び横になる。
朝飯を摂るときには降り出した雨もさらに強さを増してきて梅雨明けが近くなったことを思わせる。

昼過ぎには雨もやみ、外に出てみると南の風が吹き込んでいる不思議な気候になっていた。
風に冷たさはなく雨上がりでも湿り気が少なく感じた。
数年前に植えたギボシが大きくならず昨年は花をつけなかった。
ほかの場所に移そうかと云っていたやさき、花が開いた。


畑に行ってみると人参の花が満開になっていた。
雨には弱いかと思っていたがすべての花がしっかりと立っていたのには驚かされた。
白い花にクロヒカゲチョウだろうか、しっかりと足で花をつかみながら蜜を吸っている。
人参の花まで咲かせるのは物好きだと云われていたが、蝶が蜜を吸いに来てくれるのら十分意味があった。


畑の隅にあるラズベリーは雨で全滅になった。
これから熟す実はまだまだ硬く少々の雨では大丈夫、梅雨明けころに期待しよう。
水分がたっぷり与えられた地面、草の大きくなるのはすごいものがある。
その中にもうれしいのは野生の朝顔?昼顔?だろうか
いつからここで咲くようになったのか・・・・


草むらの中でもしっかりと完熟して収穫されることを願っているものがいた。
フサスグリだ!!
雨に洗われた緑にくっきりとこれもまたルビーのようなフサスグリ!!美しい
晴れたら収穫してジャムでも作ってみよう。


4時を過ぎると陽は山の陰に入り庭の景色が一変する。
草の緑も花の色もなんとなくつやがなくなるのだ。
東からの風が南に回り、生温かい風が強く吹きまくっている。
黒い木の葉のようのものが風に舞って草むらに落ちた。
目を凝らして見るとヒカゲチョウの仲間だろうか?可なり翅を痛めているようだ。
風に身を任せて降りた草むらでは下のほうに潜り込んでじっと止まった。
クリンソウの葉の影なら風はここまでこないことを知っていたようだ。
目の前で小さな蝶がこの突風から身をまおる術を知っていることに驚かされた。


再び北の方角から黒い雲が張り出してきている。
浅間の山麓を僅かに見せて離れ山からさらに東に伸びる上州の山々がシルエットに見えた。
夜明けと同じような景色だが、違うのは雲と山並みの間の空が紅に染まっていないことだ。


梅雨明けもすぐそこまで来ている。

爽やかな立科の夏が 恋しくなった
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七夕に満月 珍しいとり合わせ 世界天文年と云うことだろう

2009年07月07日 | 日記
7月7日(火)雲は多いが陽がさして蒸し熱い一日 七夕 曇り


        ≪満月に変わる果実 雲間から青白く光るのは・・・明日の心だ≫

7時19分月の出ということで七夕に満月となると天の川は見ることはできない。
月の光が強すぎて天の川がなければ橋を渡らずにすむ。
織姫も彦星も逢うには都合がよいと思うのは下世話な話なのだろうか?

満月だということに月の出を探しても見つからない淋しい夜となった・・・
Мが福井の先輩KKさんから贈り物だというメロンがあるという。
月明かりもよいが満月いじょうに立派な姿には驚いた。
電話をかけたら化粧箱にいれて送りたかったが、大きくて入らないという。
これを見事に半分に切り分けると満月では得られない素晴らしい芳香が漂うこと間違いない。
しかし・・・時差の関係か 明日の心だという。

ほのかな香りを思い描きながら・・・・
この時間帯、7時30分からは、町づくり研究会発案の≪立科町応援ブログ≫を立ち上げようとの呼びかけがあり出かけた。
いつもの町内で顔を合わせる面々が7名揃い役場職員のKさんの柔軟な進行で会いは盛り上がり次回のミーティングがきまり解散となった。
今日のように時間がかっきりと90分で片付けまで終えて解散となり、しかも、充実した内容なのはありがたい。

午前中9時5分前から同じ、町づくり研究会で提案して新事業となっている「立科町環境フェア」の企画がスムーズに行かないので、町の理事者と面会することになっていた。
担当課はすべての決定が理事者のものとして、頑とした決定事項だと頑張るが、おかしなもので、町民の団体までも行政が管理すること自体が間違っていることを主張した。
開かれた行政、町民とのパートナシップを構築・・・・などと謳いながら、考えが先行されると否定的発想が出てくることは世の常なのかもしれない。
町づくり(一般的には「まちづくり」と書き表すが)そのものが、行政と町民の共有、協働、対等ということから始まらなければいけない。

朝には理事者代表副町長へ要望書なるものを提出したが、同じ役場の中でも担当課が変わると夜の会議のように変化する。
初めての会議でも白紙の状態から町民の意見をとりこんでいくことができている。
最近は町役場のなかでも職員の自助努力でよい方向に向かっている面が多くみられる。
玄関先でタバコを吸う職員は皆無になったことなど、自ら姿勢を見直している証拠だと思っている。

がんばれ 立科町 応援ブログ!!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの チョコレートの香り・・・・・

2009年07月06日 | 日記
7月6日(月) 曇り  明るくなるが すぐに 雨が降り出す  夕方まで雨

朝6時くらいになると家の中にパンの焼ける好い香が漂う。
この香りのために、俺がパンを焼く回数が大幅に少なくなってしまった。
もちろん趣味だから食べられるパンを定期的に作ることよりも、自分が作りたいパンを実験的に焼くことを優先する。
それを、口にする人から見えればそれなりのパンを定期的に焼き上げてくれるほうがよいのだろう。
先日、20年来使っていたホームベーカリーがついにうまく焼けなくなり、同じメーカーの物を買い換えたのだ。
不思議なくらいうまく焼ける・・・・以前はケースからとりだすときに大きな穴ができて形が崩れたりしたが
今の物は穴こそ開くがそれは小さなものになっている。


午前中は出かける予定だったが、相手が都合が悪くなり延期となった。
具合よく時間がとれた所で、古いパソコンに入れてある必要なファイルの引っ越しをした。
大分時間がかかったがスムーズに使えるようになってきたのでありがたい。
昼飯の後に生ごみを処理するのだが、雨脚も強く畑のコンポストにまではいけないので下屋の段ボールで処理をすることにした。
中の基材はすっかり乾燥していたが、米のとぎ汁を入れてかくはんしてから生ごみを入れ、精米機の米ぬかも混ぜた。
夏場は精米機に少しでも糠が残っているとすぐに虫が来るという。
そういう点でも段ボールの生ごみ処理ができると都合がよいようだ。


夕方に近づくと雨も弱くなり外に出て見るとアジサイがきれいだ。
青から紫に変化している花を見るとその微妙さに吸いこまれそうだ。
花弁の色がつき始めた周りがはじめはブルーだったが変化しているが中央はまだ城に近いアイボリーのままだ。


雨にぬれた気配が湿り気がありながらなんとなく温かく感じる。
不思議なことにあれほど太陽が当たっていたときには花が開かなかったがカレープラント僅かに開きかけていた。
開くのには薄いオブラートのような包みを押しのけて中の黄色い小さいながらたくさんの花が開くのだ。
開き出すと同時に沢山の虫に来て花粉を運んでもらいたいのかものすごい濃い香りを放つ。
この香りがカレーと表現するよりも店の名前は忘れたが、スイスのチョコレートの香りにある。
この香りがあるときにチョコレートを作ってみたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小鳥救出劇 ・・・小鳥たちにお呼ばれして山に ・ ・ ・

2009年07月05日 | 日記
7月5日(日)蒸し暑い一日 

今日は小鳥救出作戦が二つもあった。
一つは午前中の僅かな時間だったが、コゲラという木に付く虫を食ってくれる大切な益鳥で、動作がかわいいの鳥だ。
しかも、見守ったのは巣立ちして飛ぶのが楽しい時期の幼鳥だった。

Mが大きな声で“ウゴケナイ トリガァ~ イル~”と叫んでいた。
こう云う時にはすぐにカメラをもってはせ参じることにしている。

ガラスにでも当たったのだろうか・・・
「コゲラ」がコンクリートのたたきに座り込んでいる。
目は白黒して閉じかけている・・・
猫やイタチに捕られてはかわいそうなので見張ることにした。


やがて目を開けて正面をじっと見ていたが首を回したり横を向いたりしている。
まるで人が転んだときに手足は大丈夫か確認している時のようだ。
左に深く首を回したときに俺と目があった・・・・
しかし、驚かない・・・・・


目を合わせたままじっと俺の方を見ている。
ゆっくりとカメラを構えて顔のUPを移したが、嘴はまだ黄色が残っている幼鳥のようだった。


しばらくすると正面を向き目をパチパチしたかと思ったらさっと直線に飛び立ち近くの白樺に止まった。
白樺の太い幹に縦に止まったので足は大丈夫のようだ。
この手の鳥はキツツキの仲間なので頭は相当強打しても大丈夫のようにできていると思うが・・・・
やがて枝に飛び移りすっかり元気になったようだ。


2時過ぎに遅い昼飯を摂っているとストーブの煙突の中からカサカサする音が聞こえる。
鳥が煙突に落ちたのだろう・・・・
酸欠になってもいけないのでしたの換気口をあけると、
こんどはガサガサと大きな音をだして羽をブルブル云わせて登ろうとしているようだ。
大きなビニール袋をストーブの開口部に貼り付けて鳥が出てくるのをまった。


いくら経っても煙突の上に上ろうとしている。
俺も井戸に落ちたおきには上にはい上がろうとばかり考えるのだろう。
蜘蛛の糸?を待つよりも、底まで降りて横に行くほうが俺に似合ってるのかもしれない。
空が暗くなってきた6時過ぎにやっとビニールの袋に入った。
そのまま袋を抱えて外に出すと雀だった。


ビニール袋の口を大きく開けて雀を追いやるがどんどん袋の中へ向かっていく。
端から絞り上げて入り口に追いやると最後はチュンっと云って元気に山の方に向かった。


幼鳥なら仕方がないが雀はしっかりした親鳥のようだった。
タールのにおいで死んでしまうかと思ったが助けてやれてよかった。

いつの日にか、スズメにお呼ばれして、“舌切り雀”のの爺さまのような体験をするのだろうか?
世知辛い世の中、小鳥たちにあの物語が伝えられているのか心配になる・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒冷前線の通過だろうか 天気予報どうりの雷雨

2009年07月05日 | 日記
7月3日(土) 午前中は薄日が差す 午後は3時から猛烈な雨が降ったり止んだり

午前中は月末にある集落の遠足のチラシを作りに費やしてしまった。
なんてことはないのだが・・・・・
参加者の確認と蕎麦打ち体験をするので、その段取りにいろいろあった。


午後は予定通りにサッシ屋さんが来てガラスを交換してくれた。
今日のガラスは大きいのでサッシごと外してトラックの上で交換をしていた。
機械を使ってガラスを持ち上げていたので大きなガラスでも瞬間的に作業は終わった。
作業が終わり、トラックが引き上げるところで大雨が降り出した。
雷まで加わってほんとうに空でバケツをひっくり返したような降りだった。


少し経つと急に雨が止み薄日が差してきた。
虹でもでるのかと外へ出ると驚いたのは蜘蛛の巣だ。
大きなネットに雨粒をたくさんためて・・・蜘蛛がどこかにいないかと探す。
いたぁ!! 小さな蜘蛛が盛んに糸を出して雨で破れたところを紡いでた。
体の数倍ものトラップを仕掛けるのに一人でやっている。
蜘蛛が魚を食うようになった網を作るのも自分でやるのだろう。


畑に行ってみるとタマネギを抜いたところにあったホオキ草が急に大きくなった感じだ。
いままだはタマネギが主役で脇役を演じていたので目だ経たなかったのだろう。
秋を迎えるときにはピンクから深紅へそして、ホオキ色へと変わるのだ。


庭へ回りラベンダーの咲いてるところを見ると早く咲いた背丈が低い種類のものは花が終わりかけている。
後ろにある大きな株はまだ蕾の状態だった。
花の時期をうまい具合にバトンタッチするのだろう・・・・・


庭を歩いていると大粒の雨が降り出したので急いで家にはいると又もバケツがひっくり返ったようだ。
ものすごい振り方の雨が夕方まで降ったり止んだりを繰り返している。
雷も低く響きだしたのでTVの電源、パソコンの電源も落として、コンセントを抜いた。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏に向かう季節 雨の被害は少ないこと願う

2009年07月03日 | 日記
7月13日(金) 曇り 雲を通して日差しが明るい  夕方 雨

午前中は田舎暮らしを目指して移り住んだ者たちが集まろうということで隣町望月まででかけた。
東御市、佐久市、浅科、御牧、そして立科とそれぞれに移り住んだ5人が集まった。
話を聞くうちに田舎に移り住んで2年くらいで元の都会へ戻って行った人がいるという。
彼らは自然に対峙していくことに不安を持ったり、日常の生活に不便を感じたのだという。
折角夢を描いて移り住んだなかで一人では解決できないことなどお互いに助け合おうということから仲間づくりとなった。
どのような展開になるかわからないが、ぼちぼちやっていけばよいのだろうか。

家に戻ったのは昼まえになっていた。
庭を一回りすると果樹はまだ青く、プルーンも、梅もまだ収穫の時期には早いようだ。
このプルーンも完熟するまでどのくらいの数が木に着いていてくれるのだろうか。


色つきはじめたラズベリー


つぼみが風船のように膨らみ日に日に大きくなってから花を開くキキョウ
秋の七草に入っている桔梗なのだが・・・・・


草が伸び放題になっている庭、蝶にとっては好みの環境なのだろう。
ベニシジミはこの庭に棲んでいるかのように必ず蝶だ。


            草群れに ひとひらの花 べにしじみ (哉)

クロヒカゲチョウはいつもは建物周りで見かけるが、今日は草の上に止まっていた。


午後3時にはサッシ屋さんがガラス交換にきた。
防寒の目的でペアガラスになっているが、機密性が何かの影響で崩れ温度差がある時には二重ガラスの間に結露が発生するのだ。
2004年にこの症状が出るようになり、工務店、サッシ屋、ガラスメーカーなどにクレームを申し入れていた。
ユーザーとしてはたらい回しにされたような気がするが・・・・
それぞれのやり取りにメールを使ったことが三者の言い訳を封じたことになるのだろう?
5年もたってやっと交換という処理がなされるようになったが・・・・・
大人三人がガラスを抱えての交換作業そうとう重量があるようだ・・・・
2か所のガラスを交換するのだが、大きなほうは明日の仕事となるという。


2時間くらいかかってやっと作業が終わったときには少しだけ雨粒が落ちていた。
ナツツバキ・・・沙羅の花がぽつぽつと咲きだした。
これが咲くと梅雨も後半に入り大雨が降る季節になる。

            なつつばき 似ても似つかぬ 沙羅双樹 (哉)

夏に向かう季節 雨の被害は少ないこと願う
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花たちは何を語りかけてくれているのだろうか

2009年07月02日 | 日記

7月2日(木) 曇り あつい雲ながら明るい 

このところ雨続き、本格的な梅雨に入ったような毎日だった。
雨がふると庭や畑にでるのが億劫になる。
今日は雨粒もさほど落ちていないので草むらを歩いてもズボンの裾が濡れることもないだろう。

長靴をはいて裏口から外へ出ると、ここには紫陽花が種類を変えて植えてある。
家の陰になるので陽は当たらないので大きくならなかった。
花つきも悪く、そのほとんどの株が紫陽花らしくないということで、昨年の秋に本格的な剪定を施した。
剪定と云っても俺が本を見ながらやったので花が咲くまでは大きな声では言えなかった。
しかし、今年の紫陽花は全く過去のものとは違う、白からピンクへ、アイボリーからブルーに変わる美しさは美事なものだ。


七変化と云われる紫陽花も咲き始めで3回姿を変えてきた。
残る四変化は秋のドライフラワーまでも含められるのだろうか?
花を開き始めたこの季節にドライフラワーのことなど聞こえては臍を曲げるかもしれない。


紫陽花と同じようにあまり陽の当たらない場所で繁茂しているのはドクダミだ。
しかし、このドクダミは斑入り五色どくだみということで、陶器の町笠間の展示場に飾ってあったものをもらってきた。
茨城から東京へそして、信州で花を開き葉を紅に染めている楚々とした姿が好きだ。


南の庭に行くと草むらをかき分けるように歩かなくてはならない。
5月から2回の草刈りをしているが、この梅雨の期間はものすごい勢いで草が伸びる。
十分な水分を与えられて蕾のまま終わるのかと思っていた黒竜が花を開いていた。
新しい葉は明るい緑、そして黒に変化する。
蕾も丸く実のように見えるのが一本の軸にたくさん縦に並んでいた。
上から順に花を開くがその花はラッパのように細長く厚みのある白い花だった。


枕木で作った螺旋の階段脇には背の低いアヤメが咲き出した。
小さな株で花も小さいと思っていたが大きな花が咲いた。
なんとなく微妙な色遣いをした花は和のなかにもエキゾチックを感じた。


7月に入っているので大内道脇の土手にはホタルブクロが咲きだしていた。
この花も道に一本だけあったものを車にひかれるならと脇の土手に移したものだ。
いまやたくさんの花を見せてくれるが、この草は一本では立っていられないのだ。
周りの草を刈らずに土手としては見栄えが悪いことしきり。


梅雨の曇り空久しぶりに庭を歩いたような気がする。
花たちは何を語りかけてくれているのだろうか

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする