「四元数の発見2」というエッセイを書いており、数日前から明日はもう脱稿かなと思いながら、毎日仕事場に来ては原稿を読み、それを修正してきた。
読み返していると原稿の不備に気づいて、直すという作業を続けている。しかし、今日は本当に脱稿になりそうだが、まだもう一度読み返してみなくてはなんともいえない。
「四元数の発見へ」は数学・物理通信の前号で発表したが、今度は堀源一郎著「ハミルトンと四元数」(海鳴社)の第2章 四元数の発見 の解読である。この章はHamiltonのノートの翻訳であるが、その解説を堀さんはつけていない。
それで内容がよくわからなかったというのが、私の感想であった。それを解読したエッセイが「四元数の発見2」である。これで完全解読となったのかどうか。それはこのエッセイを読む人の判断に任せる他ないが、私自身は解読したつもりである。
いずれにしても今日、明日のうちにエッセイはおそらくは完成であろう。
(2012.3.23付記)
表題のエッセイは数学・物理通信2巻1号に掲載したので、関心のある方は名古屋大学の谷村省吾さんのサイトにリンクされている、数学・物理通信のバックナンバーを参照してほしい。これは堀源一郎著「ハミルトンと四元数」(海鳴社)の第2章「四元数の発見」の解読である。