朝早くから、自宅の前の畑で宅地造成でブルドーザーや杭うちの音で眼が覚めた。
先日、工事業者が何か持って、工事の騒音のお詫びに来たが、そのときはなにを大げさなと思ったが、これでは大げさどころではない。実生活に支障が来たす。しかし、もうすでにお詫びの品物を受け取っているし、しかたがない。
自宅前には2枚の畑があって、その内の少し遠い方の畑の持ち主がもう畑を作ることを断念したらしい。そして貸家か何かを建てるらしい。それによって私の家がすぐに日当たりが悪くなることはなさそうだが、人の通りが多くはなるだろう。市の郊外のこの辺りでも牧歌的な時代はさすがにすぎさろうとしている。
私たちがここに住み着いたころは夜は静かで物音さえもほとんどしなかった。ときどき自宅の庭でバーべキューパーティをしたら、そのときにやって来た、友人がとても静かですねと感心をしていた。
それはしかし、もう30年以上の昔のことである。まだ昭和だったころである。
で、少々お冠でようやく起き出したのだが、すでにそのときには9時ころだった。もっとも昨夜は四元数の関係の論文を2時過ぎまで読んでおり、またすぐには寝付かれなかったので、それほど長時間の朝寝ができたわけではない。
「四元数の発見2」に描く図を昨日3つ描いたので、その進み具合に自分では少し気をよくしてインターネットで「四元数と回転」に関係した論文を見つけて、プリントをして家に持ち帰っていた。それが気になったので、きちんと読むことにはならなかったが、拾い読みをしたのだ。
しかし、まだいままでのところ「四元数と回転」についての私の疑問が十分に解けるところまでは行っていない。