ガンの治療法といえば、いままで
(1)外科的な手術療法
(2)化学的な抗がん剤治療
(3)放射線治療
が知られている。
ところがそれに加えて最近
(4)温熱療法
が加わった。そして、この温熱療法には副作用がない。
だが、この療法でガンが完治するというわけではない。しかし、QOL(quality of life)が生存期間中に上がることは確かのようだ。
がん細胞が熱に弱いということで、がん細胞の部分を局部的に温めてがん細胞をやっつけるという。体全体を熱くするわけではないらしい。
ただ、標準療法として前に3つの治療法はある程度確立しているのに対して、温熱療法はまだ標準療法として認知されたとまではいえない。
だが、ある期間以上の続けての健康保健医療がまだ難しいが、一応健康保険での治療も認められており、標準医療としての認められる一歩を進めている。
松山市だと松山西病院が温熱療法をする装置をもっており、温熱療法をおこなっている。どこの病院でもこの装置をもっているとまではなっていないが、全国では100箇所(300箇所以上?)を超える病院で温熱療法を行えるようになっている。
私たちの間でもガンを患う人は結構いる。日本人の3人に1人はガンが原因で亡くなるとも言われているらしいが、それらの人々のQOLの改善をすることになれば、嬉しい。
少し以前ならば、温熱療法は代替療法の一つとして眉唾ものだったかもしれないが、いまではそういうものではなくなっている。それだけの実績を重ねて来ている。
ガン患者とその家族を少しでも助けることになればいいのだが。
ガンの代替療法として、ビタミンCを多量に摂取するとかいう、療法もあるらしいが、こちらの方は療法として確立しているのかどうかは知らない。