太陽が低くなった。これはもちろん日の差込む角度のことである。仕事場のバルコニーのところの床や植物に日がよく当たるようになったことを実感している。
10月頃になり、自宅の居間のコタツの机の上あたりまで日が差し込むとようやく秋から冬が近づいてきたということを知る。
そして、冬の間はその日のだまりの暖かさを感じて、その日ざし恵みにありがたさを感じながら毎冬を過ごす。
いまは、まだこれからの暑さであり、梅雨明けで格段に暑くなっている。だから、夜の睡眠にはエアコンが欠かせなくなった。もっとも朝方にはエアコンを消して、窓を開けて朝の外気を入れている。最低気温が25度を下回ると結構涼しく感じるが、もう25度以上だと外気を入れても涼しくは感じられない。そういう状態が2ヶ月ほど続く。
私は日本人としては罰当たりなことに、最近不足が言われているマグロも、はたまたウナギも好物とはしないので、品不足が言われてもそれなら食べなければいいと思うのだが、やはりこれらの食品は日本の季節にも関係した食品である。
ただ、うなぎの稚魚の不漁とかで、全世界からうなぎを集めようとする商社の商魂の逞しさにはちょっと鼻白んでいる。