ブロック塀はの日本では普通にありふれたものである。だが、これは外国では奇異に写るものである。
よく、ドイツ語のクラスの講師のR氏がいうが、ブロック塀の町角を曲がったときに車と接触したり、または轢かれたりしたら、警察がやって来て、そのブロック塀を設置した責任を問われるだろうという。
絶対日本では考えられないような話だが、ブロック塀が見通しを妨げ、交通事故を引き起こしたと考えるのだ。
道路もどちらの道路が優先通行権があるかで、お互いの衝突の責任も決まってしまうという。日本なら、止まっている車に衝突した車の保険会社が止まっている車にもいくらか保険金を払ってくれと要求したりする。
お互いのつき合いというかお互いが協調しあうことが普通なのだ。権利と義務がはっきりしている外国ではこれほどのことはあまり起こらない。