物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

c^ote courとc^ote jardin

2013-06-04 13:53:47 | 外国語

長男夫妻が4月から1か月に1回くらいの割で帰省をしている。

そのお土産にチョコ ケーキを買ってきてくれた。その箱にc^ote courとあったので、妻と二人で「c^ote courって、なんだろうね」と話し合った。

私の知っている言葉としてはc^ote d'azur コートダズール(注1)という地中海沿岸のリビエラの付近の海岸のことを知っていたので、海岸だろうかということになった。

そのときにcourをcourtと思っていたので、「短い海岸とは???」と思った。少し議論してからフランス語の辞書を引いてみた。

それによるとc^ote courは劇場用語で舞台の上手だという。その反対がc^ote jardinでこれは舞台の下手であることがわかった。

courはcorut(e)ではなく、宮廷(あるいは建物)という意味であろうか。ともかく舞台の上手がc^ote courであり、下手がc^ote jardinである。

私のように左右の区別がつかない人にはちょっと困るが、舞台に向かって右がc^ote courであり、左がc^ote jardinである。一つ賢くなった(注2)。

(注1) 私がフランス語を学び始めた40年以上前はc^ote d'azur コートダズールは紺碧海岸という訳語がついていた。いまは普通にコートダーズルとほぼ発音通りで呼んでいる。

(注2) jardinは庭園を意味する。英語のgardenである。発音はジャルダンである。


無料オンライン講座と無料塾

2013-06-04 11:54:16 | 受験・学校

無料オンライン講座でモンゴルの高校生が勉強してMITに奨学金を得て、入学できたと新聞に載っていた。それを見た妻がだから無料塾に来る必要がなくなったのではないかというが、それは違うと思う。

無料塾はもともと程度の低い生徒の教えるのであるし、もちろんいろいろな程度のオンライン講座はあるが、それらのオンライン講座に触れたいと思うような生徒とか子どもにはなんでも問題はない。

それよりも悪い環境に置かれた子どもがそのようなオンライン講座にたどりつくことは考えにくい。

だから、無料塾も存在価値はなくならないと思うのだが、その存在にも気がつかないのが普通なのであろう。

だが、私が考えていた、e-learningなどは吹き飛んでしまいそうである。もっともそれも本当はだんだんその存在意義は小さくなってはいるが、存在意義はなくならないと思っている。

いろいろな教育の手段ができてきて、学校にいじめとかその他のなんらかの理由で登校できなくなったとしても学ぶことはできるのが、現在であろう。

ただ無料オンライン講座でも登録が必要かもしれないし、そんな面倒なことをしなくても済む、e-learningのサイトがあればその方が当面の役に立つ。

そして、現在では学校で学んでいる学生でも気楽にインターネットのサイトで自分のわからないことを調べることのできる時代になっていることがいいと思う。