私は米原万理さんの書いたものを一つも読んだことがない。しかし、ドイツ語のクラスのリーダーのOさんは万理さんのファンであるらしい。
先日、朝日新聞の天声人語で小学校で、英語を必修科目にするとかなんとか動向の記事を読んだが、そこで故米原万理さんの言葉として「日本語があまりできなければ、外国語を学んでも自分の日本語力以上には外国語ができるようにはならない」といった趣旨の文が遺されていると書いてあった。
それが本当かどうかは私にはわからないが、ロシア語の達人であった、米原さんの言われることはやはり理由があるのであろう。