物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学・物理通信3巻4号

2013-06-13 12:53:33 | 数学

数学・物理通信3巻4号の発行の準備ができた。先日3巻3号を発行したばかりではあるが、以前から3号の発行ができれば、4号を発行しようと思っていた。

それがようやく準備ができたのだが、私はあわて者でいつもつまらないミスをしばしばするので、これも数日おいて来週のはじめにでも発行することにしたい。

4号は私の投稿原稿が2つ同時掲載される。これについては昨年の12月には原稿ができていたのだが、他の方の原稿を優先するという方針もあり、いままで掲載を伸ばしてきた。

それで今回4号の編集が終わって、自分の原稿を読み直しをしたら、やはりいくつか細かなミスが見つかった。あわてて掲載しないでよかった。これらは注意深い人なら、しないような凡ミスである。

以前から数学・物理通信でも話題となってきた、自然数のべき乗の和に関するものである。新しい方法ということではないが、インターネットのサイトで紹介された方法とかを自分なりに納得できるように書き直したものである。


「模倣と創造」を読む

2013-06-13 11:03:15 | インポート

以前に購入していた、板倉聖宣(きよのぶ)著、増補版「模倣と創造」(仮説社)を読んでいる。家の階段のところに置いてあった、この書を日曜にとって来て読み始めた。

これは西條先生から最近日本科学史会の会長に板倉さんが自ら立候補してなったという、メールをもらったので、それが陰に陽に影響をしているという気がする。

板倉さんは広重徹氏からひどく批判を受けた人の一人であり、武谷三男のエピゴーネンという感じで批判されたと思う。

もっとも板倉さんの別の書を読んで見ると、広重氏の批判に対して、自分は仮説を立てて科学史を見てきたが、広重氏は大胆な仮説を立てずに常識的な小さな仮説しか立てないという点で立場が異なるという。

公式には彼の見解を発表するとかの方法では、広重氏の批判に答えることをもうしないことにしたと書いてあったのを読んだ。

その気持ちは痛いほどよくわかったので、なるほどと思ったが、これにはいろいろな立場や考えの方がおられるであろう。

私にしても若いときに広重氏の「戦後日本の科学者運動」(中央公論社)を読んで、感銘を受けた一人であり、そのことがきっかけで私のペンネームの香山 徹は広重徹の徹からとっている。

「模倣と創造」は日本では創造はいいが、模倣はよくないと思われてはいるが、本当はどしどし模倣を適切に行って、それから独創性を発揮できるようになりたいという、板倉さんの主張である。その考えに私は賛同している。

それにしても久しぶりに読み応えがあった。もっとも全部を読み終えているわけではないが、この書の主なところは読んでしまったと思う。


夏の暑さ

2013-06-13 10:44:00 | 日記・エッセイ・コラム

昨日も梅雨の中休みで最高気温が松山でも30度を越えた。

今日も昨日と同じような天候であるから、確実に最高気温は30度を越すであろう。東側の部屋と西側の部屋とでは午前中は3度くらいは気温が違うであろう。特にパソコンの前が風も通らず毎年暑い。

それでも仕事はパソコンに依存しているので、ここから離れて仕事をするのは難しい。しかたがない。今日は一計を案じてベランダに少し水をまいた。

水を流すことはマンションの管理組合で禁止されているが、私のバルコニーは人工芝に似たものを敷いているので、そこに水をまけばそこから水が蒸発して気温をいくらか下げてくれるだろうという作戦である。

これが成功するかどうかはわからないが、こういうことも考えなくてはならない蒸し暑い季節になった。まだ蒸し暑さはそれほどではないが、気温は急に高くなった。

これから9月末ころまでは一年で過ごしづらい季節が続く。