Airy関数、鞍部点法、WKB近似というとなんだか三題噺めくが、これらは実は私の心の中では関連しているテーマである。
数学・物理通信に投稿された、Mさんの論文から私はこの3つに関心を抱いている。ところがWKB近似を除いて、私にはあまりなじみがない。
Airy関数のことを知ったのは西條敏美さんの「虹」(恒星社厚生閣)を最近読んで知ったばかりだし、鞍部点法もWKB近似に使うということを知ったのも最近である。
ここ数日鞍部点法についていくつかの書を並行して読んだがなかなか細かなところでわからないところがある。
それで、発行の時期が来ている「数学・物理通信」3巻3号の発行を遅らせてきたのだが、どうもよく疑問点が解けないので、見切り発車で発行することにした。今日かまたは明日中に3巻3号を発行するつもりである。