今朝、朝日新聞を読んでいたら、中国の北京にある、中南海に中国政府の中枢があるという。
その中南海の広さが100ha (ha=ヘクタール)とあった。私には100haがどれだけの広さが見当がつかなかったし、1a (a=アール)はどれだけの広さかもわからなくなっているので、妻に「1aとはどれだけの広さだったかね」と尋ねたら、10m *10mの広さだという。ここで、*は掛け算の記号の代わりである。
それで、100haを換算してみるとそれは1km^{2}であることがわかった。これは縦1km、横1kmの正方形の面積、すなわち、1km*1kmの広さである。
とはいっても私にはどれくらいの広さが見当がつかなかったので、1kmはどれくらいだろうと妻に重ねて聞いた。
松山でいえば、城南線の電車がJRの駅の方から道後温泉の方へ向かって、勝山交差点のところで北方に曲がるが、その勝山交差点から西へ県庁前の電停を越えて、東堀端に至るくらいだろうという。
後で実際に松山の市街図をみてみると、勝山交差点から東堀端までの距離に加えて、さらになお100mくらい堀之内の公園に入ったくらいの距離であった。
その距離を一辺とする正方形を考えるとおよそ一番町から松山市の伊予鉄道の市駅くらいまでの繁華街はすっぽり入ってしまうくらいの広さである。結構広いことが分かった。
人口10億人とも言われる大国の、中国の政府要人の住居や執務室があるところだから、広くても当然ではあるが、かなり広いことがわかる。その中には人工湖の南海、中海が入っている。
まだ1kmを感覚的につかめないという人のために言うと、普通にまじめに歩いて約15分くらい歩く距離と言ったら、そのくたびれの程度で感覚的につかめるかもしれない。
松山の1番町の電車通りを勝山交差点の方から、西に向かって歩いていけば、その中に交差点の信号の4つ目が東堀端である。このときに勝山交差点の信号を入れていない。もしこの一番最初の信号を数に入れれば、5つの交通信号がある。
およその話ではあるが、交通信号は250mに1個くらいの割合であることがわかる。