いつも「数学・物理通信」を発行した後は軽い放心状態となる。
もちろん、数日過ぎると元の状態にもどるのだが、それくらい発行ができるまでは張りつめているという訳だ。
今年中に発行しておきたいという気持ちが強かったのだが、3巻8号はトナー不足でプリントができなかったせいで、トナーが再装填されるまでいらいらしたりした。
そして、プリントをしてみてから、やはりいつものごとくいろいろ改良したい箇所に気がついて発行が遅れた。はじめの予定ではクリスマス前に発行の予定であったのに。
私は仕事場に来ているときと自宅でと全く性質の違った仕事の仕方をしている。仕事場の方が本格的な仕事になるのだろうが、自宅ではそれを補完するようなことをしている。
別に仕事をするという意識はなく、時間つぶしという感じなのだが、それが結構本筋の仕事に影響を与えたりするから人間というのは一筋縄ではない。
この頃だと自宅ではテレビを見ながら、夕食後のひとときを居眠りしたりしている。これは多くの研究者とそれほどは違わない生活であろうか。
大学に勤務していたときには大学での講義の準備に自宅で結構な時間を使ったと思う。いまではそういうことはない。
それで自分の気になっていることを趣味的に読んだりしている。