山本義隆氏がまた大著を著したらしい。
らしいとしか言えないのはまだこの3部の大著『世界の見方の転換』(みすず書房)を購入もしていないからである。
旧知の方であるから、彼の著書を読みたいと思ってできるだけ購入してはいるが、残念ながらちょっと拾い読みするくらいで通して読んだことはどの書もない。
これは彼の著書がくだらないからではなく、多分その反対に襟を正して読みたいと私が思っているからである。
この新著は『磁力と重力の発見』『十六世紀の文化革命』についで彼の3部作とでもいうべきものらしい。
5月25日の朝日新聞に書評が出ていたが、これは書評を読んでその内容がわかるようなものではなかろうから、やはり購入して読むべきだろうが、経済的理由からもなかなか購入も難しい。