物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

平和展

2014-07-25 12:48:19 | 社会・経済

今日から今年もコミュニティセンターで平和展が始まった。

松山市民の有志でされている、この平和展も今年で何年目であろうか。1945年7月26日の松山空襲を記念して開かれている。

畑野 稔会長のご挨拶では今年は松山空襲の69周年になるとのことであった。

実は私はこの空襲をまだ幼児であったが、今治から東南の空が焼夷弾で街が焼ける明かりで、空が赤く染まっているのを見た記憶がある。

そして、その数日後の8月3日に私の住んでいる今治の空襲を経験した。そしてその3日後に広島の原爆投下であった。

もっとも広島の原爆投下は母の出身の島に疎開していて、新型爆弾が落とされたことを聞いた。

後で知ったことだが、私のH大学大学院時代の研究指導をしてくれたSさんはそのとき、ご自分も被曝されたのだという。

そして彼のお母さんは自宅の下敷きになってそのとき亡くなったのだと知ったのは、私が彼から指導を受けた後の10年後くらい経って新聞紙上であった。

被曝当時、中学生だった彼も原子核物理学をその後専攻するようになるとは思わなかっただろうし、まして1945年にはようやく6歳になったばかりの私も原子核物理学を専攻するようになるなどとは思いもよらなかった。

そういう重い経験をした、Sさんがいまでも愛知県原水協の理事長をされており、彼が広島の原爆の放射線被害の評価を研究課題としていることは彼にしたら、当然のことをしているとの思いだろうと推測する。

毎年、同じようなことを書いているかもしれない。というのは前に何を書いたかを調べては書かているわけではないから。

いつもの老人の繰言かもしれないが、この繰り返しは必要なことのような気がする。


「タダ塾北持田塾生募集」 へのアクセス

2014-07-25 12:03:47 | 社会・経済

今週「タダ塾北持田塾生募集」 へのアクセス数が17と急に増えた。

この1か月のアクセス数が26であるからその大部分は今週のアクセスである。

私は愛媛新聞をとっていないので、知らなかったのだが、昨日だったかに愛媛新聞にこのタダ塾北持田の紹介記事が載ったらしい。

それでアクセス数が増えたのだと思う。関心をもって頂いて有難いことである。

もっとも塾自体はもうかなり前にわたしの手から離れている。退職教員の会がこの塾を主宰しているからである。

新聞とかテレビのマスコミの影響は大きい。私たちははじめはあまりPRしない方針ではじめられたので、認知度が低かったが、ここにいたって少し以前よりは認知度が上がって来たのであろう。喜ばしいことである。