物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学・物理通信4巻8号の発行2

2014-12-18 16:19:36 | 日記
今日、ようやく4巻8号が発行できた。

4巻8号くらい編集段階ですったもんだがあった号はなかった。Mさんの投稿があった後で S さんの2つの論文の投稿があり、それで編集して発行しようと思って、編集をして、著者の検討をお願いした段階で、Mさんから待ったがかかった。もう少し原稿を検討したいと言われて、しかたなく自分で書きかけのエッセイの完成を急いでいたら、Nさんの新しい原稿の投稿があり、急遽それを取り入れての4巻8号の発行となった。

お蔭で私の数学エッセイの原稿はもうすこし検討する時間がとれた。でも来年3月の5巻1号には自分の書いた二つのエッセイを載せるつもりである。そのうちに今年の4巻8号に掲載できなかった、Mさんの原稿の検討も十二分にできるであろう。

それにすでにSさんの別の原稿ができ上がっているという。こんなに多くの投稿の集まるのは編集者冥利につきる。来年の3月にも1号と2号が発行できるのではないかと思っている。

ヘクトパスカル

2014-12-18 13:25:36 | 日記
あまり考えないで、ヘクトパスカルという単位になじんできたが、先日のヘクタール(ha)=100a(アール)を思い出してから、ヘクトパスカルについて調べおこうと思い出したが、なかなか検索する暇ができなかった。

いま調べてみたが、昔のミリバールと同じ大きさの圧力を単位の言いかえがされたらしい。ミリバールとバールとはすでに廃止された単位だという。

1気圧が1013ミリバールということは覚えていたが、いまでは1013ヘクトパスカルというのである。wikipediaによれば1気圧がほぼ1ヘクトパスカルの1000倍であることが都合がいいという。

台風のときにでも940ヘクトパスカルなどというとこれはかなりの低気圧の台風だなと想像することができる。昨日、一昨日の北日本の低気圧は968ヘクトパスカルといっていたからこれも台風なみの勢力であったことがわかった。

wikipediaにある換算の一部をここに挙げておく。

1気圧=1013.25 mbar=1013.25 hPa

であり、1 Pa=1N/m^[2} である。式を読めない人のために最後のパスカルの定義を言葉でいうと1 平方メートルの面積に 1 ニュートンの力がかかる圧力である。ちなみに 1 ニュートンとは1キログラムの質量の物体を1秒間に1メートル/秒の速さの変化を起こさせるような加速を与える力の大きさである。

もし1キログラムの重さものをもった人が感じる力の大きさが約10ニュートンである。それでおよその力の単位ニュートンの大きさが見当がつくだろうか。

大学1年生が学ぶ物理のテキストをいま見たら、1/2カップの水が約100gだそうであるから、それくらいの水をもったときの重さが 1 ニュートンだとあった。もっとも金属のカップとかに入った水だと金属のカップの重さがかなりあるので、水100gを体感することは結構難しい。