自著『四元数の発見』(海鳴社)をある友人に送ったら、お前の本をちょっと読んでみたが、その本質が何かわからなかったというメールをもらった。
この人は常に本質が一言で言えると思っているのだろうか。いや、友人だから歯に衣を着せない言い方をしてくれたのであろう。
『四元数の発見』という本の名前は出版社の方でつけてくれた書名である。閲読者になってくれた友人の K さんはこの書名と内容とがかい離しているのではないかという風に何回か忠告してくれたが、どうも私がつけた書名ではないので、変更はできなかった。
今、思ったのだが、有名な岩波新書に数学者の吉田洋一さんの『零の発見』というのがある。この書は高校生が読んでも面白いし、一般の人が読んでも面白い。
それくらい有名な本の題名からその一部「の発見」を借用したわけである。だから、出版社の意気込みもわかるような気がする。
この人は常に本質が一言で言えると思っているのだろうか。いや、友人だから歯に衣を着せない言い方をしてくれたのであろう。
『四元数の発見』という本の名前は出版社の方でつけてくれた書名である。閲読者になってくれた友人の K さんはこの書名と内容とがかい離しているのではないかという風に何回か忠告してくれたが、どうも私がつけた書名ではないので、変更はできなかった。
今、思ったのだが、有名な岩波新書に数学者の吉田洋一さんの『零の発見』というのがある。この書は高校生が読んでも面白いし、一般の人が読んでも面白い。
それくらい有名な本の題名からその一部「の発見」を借用したわけである。だから、出版社の意気込みもわかるような気がする。