昨夜、なにげなく書棚で見かけた、岩田義一さんの『偉大な数学者たち』(ちくま学芸文庫)に載っていたガロアのノートにあった詩を訳と原語とで書いておく。
久遠なる糸杉はわれをかこむ
色あせし秋の日よりはなお色あせて
わが身は墓場へとくだりゆく
L'eternel cypres m'environne:
Plus pale que la pale automne,
Je m'incline vers le tombeau.
岩田さんは書いている。糸杉は棺をつくるのに使われると。この詩の前に岩田さんは書いた。
ガロアは自分の生命がもうあまり長く続かないことを予感していたのではなかったろうか。
paleのaの上のアクサン・シルコンフレックスと糸杉cypresのeの上のアクサン・グラーブ、およびetenelのはじめのeのアクサン・テギュは再現できていないことをお断りする。
前にもこのブログで書いたことがあるのだが、この『偉大な数学者たち』を感激して読んだという記憶は私には残念ながらなかった。しかし、だからといってこの書がつまらない書だとは思っていない。
久遠なる糸杉はわれをかこむ
色あせし秋の日よりはなお色あせて
わが身は墓場へとくだりゆく
L'eternel cypres m'environne:
Plus pale que la pale automne,
Je m'incline vers le tombeau.
岩田さんは書いている。糸杉は棺をつくるのに使われると。この詩の前に岩田さんは書いた。
ガロアは自分の生命がもうあまり長く続かないことを予感していたのではなかったろうか。
paleのaの上のアクサン・シルコンフレックスと糸杉cypresのeの上のアクサン・グラーブ、およびetenelのはじめのeのアクサン・テギュは再現できていないことをお断りする。
前にもこのブログで書いたことがあるのだが、この『偉大な数学者たち』を感激して読んだという記憶は私には残念ながらなかった。しかし、だからといってこの書がつまらない書だとは思っていない。