物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

えびすビール

2018-06-13 11:45:02 | 日記

日常ではあまり飲まない私だが、先日家に帰ったら、妻に「エビスビールを買っておいたよ」と言われた。

それでその日は飲まなかったが、昨晩夕食に飲んでみた。私はビールはあまりキリンとかアサヒとかは好まないので、サッポロビールがお好みである。これらはキリンビールとかが好きな兄とはちがっている。

東京の山手線の恵比寿駅の近くにえびすビールの発祥の地があるらしい。先日、妻が東京の子どものところに滞在していたときに妻が友人とこのえびすビールの発祥地のレストランへ行ったらしい。残念ながら妻はアルコール耐性がない人で飲めない。

だが、何か料理はそこで友人と一緒に食べたらしい。妻はこの友人とは松山で知り合ったのだが、ある事情でこの友人が東京に住むようになった。もっともこの人はもともと東京の出身である。それでときどき妻が子ども家の手伝いに行くようになったときに、暇を見てはこの友人と会うようになったらしい。

私が学生だったころだから、何十年も昔からエビスビールはこくのあるビールとして知られており、一本とか一缶の値段が普通のビールよりも数十円高かった。それはいまでも続いているのであろうか。だが、およそビールを買って飲むことなど大学に在職中は水曜の晩の夕食に飲むくらいであまり飲んだことがなかった(注)。

その後、むしろワインを飲むようになり、ドイツ語の先生方と一緒に居酒屋に行くときを除いてあまりビールを飲んだことがない。ある程度おつきあいに飲むことができるが、自分で自らビールを買って飲むことはほとんどない。ビールよりも飲まないのは日本酒で、これは郷里の I 市に正月に帰ったときに、兄と日本酒を一緒に飲むくらいで日本酒はもっと飲まない。

私は父からの遺伝の影響かアルコールは飲まない方だが、私の二人の兄は二人とも相当な飲酒家であり、その一人はすでに亡くなっている。

(注)水曜の夕食になぜという疑問を持たれる人もいるかと思うが、これはたまたま私には水曜日に授業が多かったという事情に起因するだけである。


定積分の公式

2018-06-13 10:31:59 | 数学

定積分の公式を分類わけして、それぞれをどういう導き方をするのか。その導き方を述べておきたいという、ささいで、つまらない考えをもっている。

歴史的にはビーラン・ド・アーンというオランダ人が定積分にその生涯を捧げたということが言われており、彼の編纂による、定積分表の翻刻版を大学の在職中は公費で購入してもっていた(注)。

それをもっているだけで詳しく読んだことがなかったので、今になってそれがどういう内容であったか知りたいと思っている。大学の図書館にも古い版があるようだが、私が購入した版はどうしたものか大学の付属図書館には残っていない。どなたかの研究室にはあるようだが、それが私の購入したものである可能性は低い。だいたい大学が法人化されたあとで、複数の在庫がある本は古書商に売り払ってしまった可能性が大きいと思う。

そういう目的もあって、一時複素関数論の本を読んだりしたが、すべての実定積分が求まるようにも思えない。そういったテーマの数学エッセイはもう何年も前に書き始めているが、これは皆様にお目にかけられるようになるのかは今でもわからない。

ビーラン・ド・アーンの『定積分表』の話題にかえると、この『定積分表』にはミスプリントが多いとか、岩波の数学公式集に出ていたような記憶があるが、定かではない。日本での一番最初の版は岩波書店発行だとインターネットを調べてわかった。

(注)ビーラン・ド・アーンの『定積分表』はいまさっきインターネット検索で知ったところでは1200頁を超える大作であるとあった。そして、この日本での初版は1953年だという。欧米に遅れること約100年だとあるサイトにあった。