民間教育団体「数学教育協議会」の発行した数学教育の辞典を昨日調べてみたが、1冊だけ集合と論理を扱った項に説明があったが、私がもっている4,5冊の事典のうちでそれはただの1冊であった。
集合とか論理とかがもう今では中学校とか高校の数学の中にははいっていないのかどうかは知らないが、あまり取り扱われていないのは意外な感じがした。
それだからかどうか。あまりこの必要条件とか十分条件とかについての教材があまりないような気がする。すべてのことを取り扱うことなどできないのかも知らないが、やはり隙間のテーマがこれだけ日本でさかんな教育団体でも取り扱われないテーマがあるというのがわかった。
前にもそれが何であったかは忘れたが、あまり数学教育協議会のグル-プで取り扱われていないテーマがあったように思う。
(2018.7.24付記) 上に書いたことは数学教育協議会のあり方を批判するつもりではない。その点の誤解をされないようにお願いをしたい。
学校で教えていることをどうやったら、わかりやすく子どもたちが自分たちで発見できるかを探求しているのが民間教育団体だから、すきまができるのは学校のカリキュラムを反映するのはしかたがない。
だから、そのことを気がつけば、気がついた、個人がそのすきまを埋める努力をするしかない。