一気にベクトル空間としての複素数や四元数のことを書いた草稿をつくった。まだ手書きの段階である。latex入力はしていない。
複素数や四元数の全体には内積(スカラー積)を定義できるので、計量ベクトル空間となる。内積の定義を私は天下りで普通に定義していたのだが、ブルーバックス松岡学『数の世界』によれば、\alpha*\bar{\beta}とその複素共役の和の1/2で定義されるいう。この方がいい。ここで、\alpha と\betaは複素数または四元数である。
もちろん、これは線形代数では標準内積といわれるものである。