映画「ひろしま」の修復にはアメリカの記録映画の制作会社か撮影所か何かが資金を出していたと先日見たNHKのEテレの番組で知った。
映画「ひろしま」は1953年に撮影されていたというが、これが一般の映画館で上映されることはなく、いわばお蔵入りになっていた。
ごく最近の映画「ひろしま」の上映で私などもようやく見ることができたのは映画製作から60年以上も経ってからのことである。
フィルム自身はどこかに国立の文書館かどこかに保存されていたらしいが、傷みがひどく修復が必要だった。それでその修復の資金を出してくれたのがアメリカの映画会社だったとか。
これを支援したアメリカ人がいたということは原爆自身の悲惨さを認めるアメリカ人がいるということを示している。そして、この人はアメリカでもこの映画を見る必要があるとの意見だったという。
まだ多くの国では核兵器をもっていたり、はたまたその開発をしていたりする指導者がいたりする。
プラスティックの破片を動物が飲み込んで、その死体から出てきりするということからプラスティック製品の危険性が一般に知られるようになった。
それと同様にまたはそれ以上に核兵器の始末をしなくてはならないのだが、それはまだ世界の国々において、良識ある人々を除いて大きな問題とはなっていない。
地球上のすべて生命の生存を脅かすものであるのは明らかなのに。
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