民主党はあまり気にしていませんでしたが、自民党がやたらと気にしていたのは「党首力」です。「総理大臣にふさわしいのは、麻生太郎と小沢一郎のどっち?」という質問で、これは現在の政権党・多数党が自民党なのですから、麻生総裁に有利な質問で、あまり社会調査・統計学のうえでの意味はありません。
12月1日、この「党首力」が逆転し、自民党は混乱したようです。
1日付日経朝刊「内閣支持率急落31%」。
「次の首相にふさわしいのは?」の回答が、「麻生首相17%」、「小沢代表17%」、「どちらでもない60%」となり、自民党は「党首力で並ばれた」と危機感を持ったそうです。
そして、フジが次のニュースを放送しました。
頼みの「党首力」でも小沢氏逆転 産経・FNN合同世論調査
しかし、これ以前に、11月28日の党首討論(QT)で、首相にふさわしいのは小沢一郎だとハッキリ感じる場面がありました。ぜひ下の動画をクリックしてご覧ください。
小沢一郎、総理大臣の資質を示す
ヤジを鎮めた小沢一郎。ヤジさえ鎮められない麻生太郎。
政権公約うんぬんより、総理大臣の資質を持つのが小沢一郎であることは明らかです。
政権交代へ一歩踏み出す勇気を持ちましょう。
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頼みの「党首力」でも小沢氏逆転 産経・FNN合同世論調査
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表の「党首力」で、どちらが首相にふさわしいか聞いたところ、麻生首相の31・5%に対し小沢氏が32・5%と、わずかな差とはいえ麻生首相を上回った。麻生政権発足直後の今年9月の調査では、麻生首相と小沢氏はそれぞれ、51・3%、26・9%とダブルスコアだっただけに、麻生首相の“急落ぶり”が浮き立っている。
両者の「討論の力量」を聞いた設問でも、小沢氏(53・7%)が麻生首相(26・7%)のほぼ倍近い評価を得た。「主張の説得力」でも小沢氏(51・5%)が麻生首相(27・9%)を引き離した。11月28日に行われた党首討論で、景気対策の重要性を唱えながら補正予算案の提出を先送りした麻生首相に対し、その矛盾を徹底追及した小沢氏の政治姿勢が、調査結果に反映したとみられる。
ただ、「選挙の顔」としてどちらが魅力的かを聞いたところ、麻生首相が42・1%と小沢氏の30・0%を上回ったほか、信頼感でも麻生首相の31・4%に対し、小沢氏は29・7%と及ばなかった。
定額給付金などで麻生首相の政権運営が迷走したことや、放言、失言が相次いだことで、麻生首相の「党首力」に疑問符が付いた調査に、自民党内からは「最後の砦が崩れたのではないか」(幹部)との声が出ている。