【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

岡田副代表、接触禁止のオバマ政権幹部候補と会う

2008年12月16日 22時47分18秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真は13日付朝日新聞]

 岡田克也さんは16日、「岡田かつやTALK-ABOUT」で訪米の内容を報告しました。
 その中で、オバマ次期大統領が外国人政治家との接触を禁じている「政権移行チーム」のカート・キャンベル元国防次官補代理と偶然に会ったことを明らかにしました。なお、13日付朝日新聞の有馬記者のインタビューには「政権移行チームの人とは会えなかったが、オバマ氏への期待感の高さを感じた」と答えていました。かつやの嘘つき!

 (引用はじめ)

 ワシントンで昼食を取りながら、何人かの人とお話をしていたわけですが、隣の席をふと見ると、そこにキャンベルさんがいて、食事を取っておられる。これは全くの偶然でした。

 

 

 

 目が合いましたので、挨拶はしましたし、今回会談できなくて申し訳ないということをキャンベルさんは言っておられましたが、それ以上何か話をしたりすると、おそらく国防総省か国務省の重要な地位に就くであろうキャンベル氏に傷が付いてもまずいと思って、私も挨拶をしただけで、自制をさせていただきました。

(引用おわり)

 というわけで、必ずしも朝日記者に嘘をついたわけでなく、あいさつ程度だったとのことです。ワシントンというのは政治産業に特化した極めて狭い街ですから、こういうことが起きても不思議ではありません。

 なお、毎日新聞によると、カート・キャンベルさんは近く来日し、19日に岡田さんら民主党幹部と会うようです。マイケル・グリーンさん、ジョセフ・ナイ先生とも会います

 日米とも政権交代への準備は着々と進んでいるようです。



[写真左はマイケル・グリーン(前原誠司さんホームページ)、右はジョセフ・ナイ先生(日経)]

 マイケル・グリーンジョセフ・ナイが日本の民主党幹部と19日に会談することが分かりました。

 鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行、岡田克也、前原誠司両副代表と会うようです。

 これは米国の知日派が日本での民主党への政権交代の可能性が高いと読んでいる決定的な証拠です。彼らは政治的に極めて野心家ですから、単にお茶を飲みに民主党を訪問することなどあり得ません。

 現在の日米外交は、2人の友だちであるリチャード・アーミテージを中心に回っています。論より証拠、加藤良三・日本プロ野球機構コミッショナー(前駐米大使)の娘さんはアーミテージ・インターナショナルに務めています。アーミテージは軍人出身で、10年ルール(退役後10年経つとシビリアンになる米独自のルール)で、国務省の副長官として長官のコリン・パウエル将軍とコンビを組みました。民間人としてジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授とまとめたのが「ナイ・アーミテージ報告(第1次アーミテージ報告)」です。

 そして第2次アーミテージ報告にはマイケル・グリーンも参加しました。あごひげが特徴的な彼は日本語がペラペラですが、フジの番組などに出演するときは英語を話しています。何らかの意図があるのでしょう。グリーンはフルブライト留学生(フルブライター)として東大に留学。小沢代表と同じ岩手県選出の政治家の秘書もしました。

 アーミテージは共和党色が強く、ナイ先生は高齢ですから、オバマ政権入りはないような気が私はします。ただ、米民主党には知日派が少ないですから、この3人は一定の発言力を持ち続けると思います。

 この3人(アーミテージは来日しないようですが)は日本人以上に日本の情報を持っていますから、「政権交代近し」との考えで動いているのは間違いありません。自民党とは誰と会うのか注目したいところです。

 民主党では愛知選出の参院議員の谷岡郁子(たにおか・くにこ)さんが鳩山幹事長の指示で渡米。谷岡さんの秘書がオバマ陣営を手伝うという徹底ぶりで人脈を作りました。岡田副代表が先週1週間、渡米していました。

冬来たりなば春遠からじ、もうすぐ政権交代!
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Tags 第45回総選挙 衆院選 衆院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代 Democratic Party of Japan, 投票の基準 Election, 民主党の政策 誰に入れたらいいか Japan どこに投票したらいいの? 投票 棄権 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro 小沢一郎 だれにいれたら

 

 

 


♪もう1回もう1回、もう1回もう1回~

2008年12月16日 02時52分40秒 | その他

 年末のため、アクセス数が減ってきました。私は国会に週1、2回行きますが、そのたびに「読んでいるよ」と読者の方に言っていただけるので、ついつい頑張ってしまいます。

 実は私は政権交代が実現したら、当ブログを無期限休止する考えです。

 ですから、10月3日に解散していたら、今頃更新はしなかったと思います。ただし、細川・羽田内閣が1年弱で倒された悔しさがあるので、1年間はブログは火起こしして再開できるようにしておこうと思っています。

 私の親戚連中はのんびりした人が多いので、「解散が伸びた方が、信ちゃんのブログの名も上がるからいいんじゃない」と何とも言えないことを言います。

 総選挙が終われば、しばらくは新衆院議員になった仲間(総支部長)へのあいさつ、引っ越しの手伝いをして、軌道に載れば、国会にはあまり出かけないつもりです。わが国は「間接デモクラシー」ですから、自分の生業(不動産賃貸業)にもう一度しっかり取り組まないといけません。

 2010年秋の羽田空港第4滑走路完成にあわせて全日空が安い航空券を発売するので、沢木耕太郎よろしく東南アジアを旅行して、ブログで日本語で発信したいな、と思っています。ASIAWEEK(亜州週刊)という中国語の雑誌の末尾にアジア各国のベストセラートップ10が載りますが、沢木の「深夜特急」はいまだにインドネシアではベストセラーです。

 生業を充実してお金をつくり、スポーツクラブで体をつくるには2年~3年はかかります。逆算からして、早く解散総選挙をしてほしいのが本音です。

 もちろん、第45回総選挙は私の人生で最大の「歴史の教科書に載る選挙」ですから、身を賭してでも政権交代を実現する覚悟です。これからも応援してください。

 冷え性なので冬は疲れがたまりやすい。それと、最近は主立った妨害がないとはいえ、外出中は創価学会の見張りを常に警戒しているので、ストレスはたまっています。朝の散歩の際、「聖教新聞 ご自由にお取りください」のカゴから聖教新聞をもらいますが、そのとき、周りから突き刺さるような視線を感じます。散歩のときはジャージーの小汚い格好をしているので、私が創価学会員に見えるようです。

『HANABI』Mr.Children(ミスチル)PVフル【歌詞付】『HANABI』

 年のせいなのか、季節のせいなのか、この曲聞いて、しみじみしました。

 紀伊國屋に予約していたミスチルのCDが届きました。「もう長いことCDを買っていないなあ」という人が世の中にたくさんいるということに思いを馳せながら、かみしめて聞きました。2曲目に入っているこの「HANABI」という曲、1分40秒前後からサビになるというずいぶんとじっくり作り込んだ曲なんですが、「♪もう一回、もう一回、もう一回、もう一回」という歌詞が耳について離れません。

 翌日、長野新幹線での往復3時間半、ひたすらこの1曲をずっと聴いておりました。

 新生党について、「改革しなければならないのは何か? それは出て行ったあの人たち(新生党)の体質そのものではないか?」と宮澤内閣の官房長官が言ったのを思い出しました。

 そのときは「新生党には少しそういう面もあるかな」と思いました。が、何のためらいもなく再議決を強行する憲政史上最長&最悪の衆議院議長である河野洋平の姿をみると、河野官房長官のその言葉もインチキだったな、と振り返りました。だいたい彼は河野一郎の息子なんですから、クリーンなわけがありません。河野は、日本社会党委員長の村山、新党さきがけの武村と組み、「自社さ連立」で羽田孜内閣を闇討ちにしました。それから14年間、自民党は政権を手放したことがありません。しぶとい奴です。

 私の改革の原点は新生党ですから、もう1回新生党のメンバーが政府をやってほしい。

 そして、もう1回、岡田克也が民主党代表になって、内閣総理大臣になってほしい。

 そして、もう1回、輝いていた日本を取り戻したいということです。

 民主党に結集したルーツは様々でも、二大政党、政権交代の志は同じ。年内の解散総選挙は99%なさそうですが、第45回衆院選で政権交代のチャンスを逃せば、「もう1回」はありません。

♪もう1回、もう1回、もう1回、もう1回~

 今度こそ自民党の息の根を止めます。

政権交代=二大政党制の日本へ!
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