[写真は13日付朝日新聞]
岡田克也さんは16日、「岡田かつやTALK-ABOUT」で訪米の内容を報告しました。
その中で、オバマ次期大統領が外国人政治家との接触を禁じている「政権移行チーム」のカート・キャンベル元国防次官補代理と偶然に会ったことを明らかにしました。なお、13日付朝日新聞の有馬記者のインタビューには「政権移行チームの人とは会えなかったが、オバマ氏への期待感の高さを感じた」と答えていました。かつやの嘘つき!
(引用はじめ)
ワシントンで昼食を取りながら、何人かの人とお話をしていたわけですが、隣の席をふと見ると、そこにキャンベルさんがいて、食事を取っておられる。これは全くの偶然でした。
目が合いましたので、挨拶はしましたし、今回会談できなくて申し訳ないということをキャンベルさんは言っておられましたが、それ以上何か話をしたりすると、おそらく国防総省か国務省の重要な地位に就くであろうキャンベル氏に傷が付いてもまずいと思って、私も挨拶をしただけで、自制をさせていただきました。
(引用おわり)
というわけで、必ずしも朝日記者に嘘をついたわけでなく、あいさつ程度だったとのことです。ワシントンというのは政治産業に特化した極めて狭い街ですから、こういうことが起きても不思議ではありません。
なお、毎日新聞によると、カート・キャンベルさんは近く来日し、19日に岡田さんら民主党幹部と会うようです。マイケル・グリーンさん、ジョセフ・ナイ先生とも会います。
日米とも政権交代への準備は着々と進んでいるようです。
[写真左はマイケル・グリーン(前原誠司さんホームページ)、右はジョセフ・ナイ先生(日経)]
マイケル・グリーンとジョセフ・ナイが日本の民主党幹部と19日に会談することが分かりました。
鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行、岡田克也、前原誠司両副代表と会うようです。
これは米国の知日派が日本での民主党への政権交代の可能性が高いと読んでいる決定的な証拠です。彼らは政治的に極めて野心家ですから、単にお茶を飲みに民主党を訪問することなどあり得ません。
現在の日米外交は、2人の友だちであるリチャード・アーミテージを中心に回っています。論より証拠、加藤良三・日本プロ野球機構コミッショナー(前駐米大使)の娘さんはアーミテージ・インターナショナルに務めています。アーミテージは軍人出身で、10年ルール(退役後10年経つとシビリアンになる米独自のルール)で、国務省の副長官として長官のコリン・パウエル将軍とコンビを組みました。民間人としてジョセフ・ナイ・ハーバード大学教授とまとめたのが「ナイ・アーミテージ報告(第1次アーミテージ報告)」です。
そして第2次アーミテージ報告にはマイケル・グリーンも参加しました。あごひげが特徴的な彼は日本語がペラペラですが、フジの番組などに出演するときは英語を話しています。何らかの意図があるのでしょう。グリーンはフルブライト留学生(フルブライター)として東大に留学。小沢代表と同じ岩手県選出の政治家の秘書もしました。
アーミテージは共和党色が強く、ナイ先生は高齢ですから、オバマ政権入りはないような気が私はします。ただ、米民主党には知日派が少ないですから、この3人は一定の発言力を持ち続けると思います。
この3人(アーミテージは来日しないようですが)は日本人以上に日本の情報を持っていますから、「政権交代近し」との考えで動いているのは間違いありません。自民党とは誰と会うのか注目したいところです。
民主党では愛知選出の参院議員の谷岡郁子(たにおか・くにこ)さんが鳩山幹事長の指示で渡米。谷岡さんの秘書がオバマ陣営を手伝うという徹底ぶりで人脈を作りました。岡田副代表が先週1週間、渡米していました。
冬来たりなば春遠からじ、もうすぐ政権交代!
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