土曜日(12月20日)付夕刊をみて我が目を疑いました。
なんと2009年度総予算の税収がわずか46兆1030億円しかないという財務省原案。
信じられません。前年度比13・9%減、7兆5000億円の減収。日本はどうしてこんなに貧乏になってしまったのでしょう?2009年度は大した地方分権もないのに。
財務省は敷地内に国税庁を持っています。国税庁は「株式会社麻生の社長交際費」など日本中の全法人のデータを持っています。その上での見積もりですから、大外れはないと思います。
わが国は欠損企業(赤字)になると、法人税がかからないしくみなので、不況になれば、このように大きなブレが生じることはあり得ます。欠損企業からも徴税できる外形標準課税は大平内閣が検討しましたが断念。「右肩上がり」を大前提とする自民党モデルの破綻です。
自業自得組(第44回総選挙で小泉自民党に投票した主権者)は、私たち巻き添え組(岡田民主党に投票した主権者)に何か謝罪の言葉はないのですか?
1月~2月に順次発表される自治体予算も厳しい税収を見積もるでしょう。なかんずく、法人2税に3割~4割依存する都道府県税収はすさまじい貧血状態になると思います。
ひとつ付け加えれば、歳出で20兆2000億円も国債を償還するのですから、新規国債の発行は33兆円3000億円どころでなく、40兆円でも50兆円でも発行して積極財政に転じるべきだと思います。これはあまりご賛同をいただけないかもしれませんが、持論として書いておきます。
言いたいことはまだまだあります。が、年末でお忙しい方が多いようで、アクセス数が減り気味なので、きょうはこのくらいにします。
最後にひとつだけ、発想の転換です。政府支出=自民党支出だったのがこの50年間でした。これを自民党への兵糧攻めと考えることもできます。
明智光秀は織田信長から毛利領内に国替えされました。毛利領内なので、税金(コメ)を徴収できません。明智は毛利を追い出し、国を平定しましたが、それまでの間、家来に給料(コメ)が払えず財政が窮乏しました。その恨みが本能寺の変につながったという説があります。私はこの説を有力視しています。
自民党は自らの失策で財政難に陥りました。自民党はますます混乱していくでしょう。
政権交代にはいろいろな考え方があります。私は自民党は健全野党(政権準備党)にはなれないと思います。自民党は心根の腐った連中のたまり場です。自民党をこの世から消滅させて、その後にできる健全野党との二大政党制デモクラシーを確立しようと考えています。自民党の首をまわたで締めて、確実に息の根を止めるためには良い財務省原案だとあきらめるしかありません。
このエントリーの本文記事は以上です。
[写真左は玄葉光一郎さん、右は渡辺周さん]
第171通常国会の衆院議運委の筆頭理事に玄葉光一郎(げんばこういちろう)さん(福島3区、当選5回)、もうひとりの理事に渡辺周(しゅう)さん(静岡6区、当選4回)の起用が決まりました。
これまでは川端達夫副代表、仙谷由人元政調会長が務めていました。
予算委と同様に選挙の強い人を現場にすえる小沢人事です。玄葉さんは10月の調査で、75・2%の予測得票率、渡辺さんは57・9%を出しています。玄葉さんは全国で2番目の数字を出しています。数字が良いとはいえ、議運理事になると、地元に帰りづらくなりますので、数字が落ちて、「よもや」ということもあるかもしれません。特に玄葉さんは第44回総選挙の岡田民主党の選対委員長でしたから、選挙の怖さはいやというほど知っているでしょう。
とはいえ、玄葉-ナベシュウコンビで「第45回総選挙は“闘わずして勝つ”」という気構えで、自民党をきりきり舞い、ボコボコにしてほしいものです。
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Tags 第45回総選挙 衆院選 衆院議員 総選挙 kokkai 民主党 DPJ 政権交代 Democratic Party of Japan, 投票の基準 Election, 民主党の政策 誰に入れたらいいか Japan どこに投票したらいいの? 投票 棄権 two-party-system 国会 Ozawa,Ichiro 小沢一郎 だれにいれたら
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