選対委員長の訪問を受けた宮崎県の東国原英夫知事が「自民党総裁にするのなら衆院選で出てもいい」と発言したことに「バカにしている」「断る上での冗談だろう」といった声や、「自民党の価値がそれだけ下がったということだ」(岡田克也民主党本部長)といった様々な声が上がっています。
兵庫2区(神戸市兵庫区・長田区・北区)総支部長の向山好一(むこやま・こういち)さんは
「自分を過信してしまったあいいうタイブは、その曲面ごとに違う自分を演じられる」と分析した上で、
「将来、あの人はアメリカ国籍を取得して、アメリカ大統領になるのではないだろうか」との大胆予想をブログで披露しました。
いいぞ!向山さん!! 私好きです。東国原知事を正面から批判する現職議員のコメントには飽き飽きです。与野党問わず今の国会に欠けているものを持っている向山(むこやま)さん。あなたは国政に即戦力として求められる人です!
というわけで、向山さんがどういう人か経歴を調べてみました。
厳格な検察官の父と教員の母のもと長男として生まれた正義感の固まりのような向山さん。村上春樹の後輩として県立神戸高校を卒業し、阪大を経て、大阪ガスに入社。そこで労組専従となり、連合大阪に出向。民主党の秘書とかでも「連合の人は威張っている」と勘違いしている人がいますが、私は民社協会(旧同盟)の担当記者をしていたこともありますが、「大阪ガス」のような大きい職場から労組専従に選ばれる人というのは、同僚からの信頼も厚く、人柄がいい人ばかりです。連合県組織の副会長辺りに威張っている人がたまにいるのは事実ですが、労組専従職員や単位労働組合委員長はたいてい、いい人ですし、要所要所で気が利きます。
向山さんは細川政権発足時に衆院議員公設第一秘書になり、羽田内閣総辞職・下野と阪神・淡路大震災を機に、地元に戻り、神戸市議会議員に当選。
衆院選は今回が初の出馬となります。対抗馬は公明党の赤羽一嘉。小選挙区に立候補する公明党現職8人(大阪、兵庫、東京、神奈川)のうち、赤羽さんは最年少ですし、神戸市内の自民党とも関係はおおむね良好だと聞いていますから、手強い相手です。
とはいえ、向山さんは半年前の調査で「4・0%ビハインド」と背中が見えていました。すでに追いついているかもしれないし、フィニッシュラインでの逆転は十分可能でしょう。
それにしても、私が民主党に足りないな、と思うのはこういうユーモアなんですよね~。東国原というかそのまんま東知事を相手に、マジメなコメントしていたら、向こうのペースにはまる一方ですからね。向山さん、さすが笑いの都・関西育ちだけあります。幹部も新人の知恵を拝借して、「東さんは自民党総裁ではもったいない。国連事務総長の方が向いている」とでも言ってみたらどうでしょうか?
向山好一さんのブログから
(引用はじめ)
さすが、タレントご出身の知事は、その場を計算するのがお得意である。総裁候補を条件に自民党衆院候補になると放言した。
あの人は絶対に出馬する。私は確信をもっている。自分を過信してしまったあいいうタイブは、その曲面毎に違う自分を演じれる、と言うよりも、かっこいい自分に酔いしれてしまうのだ。あいいうタイプは私は大嫌いである。
東国原さん、「地方から国を変える」って言っていましたが、候補者全員がそう思っているのですよ。
東国原さん、地方を大切になさっているのなら、何故比例区から出るのですか?
東国原さん、自民党総裁候補になるには20名以上の推薦議員がいるけど、それも他人任せですか?
国会議員になる前から総裁、それも真剣、凄い人である。
将来、あの人はアメリカ国籍を取得して、アメリカ大統領になるのではないだろうか。ブラボーである。
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