“詫び状”では、「小沢一郎前代表の突然の辞任、現職国会議員のみによる新代表等選出方法等、ご批判もあるかと思います。ご心配をおかけし、大変申し訳なく思っております」などと記しました。
封筒には詫び状のほかに、最近号に掲載された代議士の記事を折り出して見えるようにした「プレス民主」と、代議士のビラ(討議資料)を同封しています。これは何となく照れ隠しにも思えます。
このように、1000人以上の党員・サポーターを獲得した総支部では、5月16日の不透明な代表選に関する批判が少なからずあるようです。これから与党になって、政府の内規(=法律・政令・省令)を変えていく局面にある政党が、野党のくせに、党の内規にこだわったことへの怒りがあるのでしょう。「民主党」という器が、国会議員の専横物であるかのように振る舞ったことへの憤りがあるのでしょう。
これは世論調査の対象者ではなく、選挙のコアメンバーである「党員・サポーター」ですから、深刻に受け止めるべきです。今週、小沢一郎・代表代行が公認決定記者会見のために、愛知1区に乗り込みながら、地元の反発で決定できず、候補者不在の無意味な記者会見をしました。静岡県知事選では、元大学学長と元参院議員の一本化に失敗しました。小沢氏の影響力が急低下している背景には、コアメンバーの怒りが影響しているのかもしれません。
私自身も正直申し上げて、「自分の生活が第一。」で今の代表の推薦人になった複数の参院議員の顔を浮かべては、私子どもですから、いまだに消えないのですが、ぶっ飛ばしたい気持ちがあります。本当に白けました。ぶっ飛ばした上で「4年後はないぞ!」と捨てぜりふを言いたい気持ちが、もちろん冗談ですし、デモクラシーの世の中でそのような振る舞いは絶対にいけませんが、でも気持ちとしては、やはりそういう気持ちが全くないとはいえないということです。なかなか消えないので、私自身本当に困っております。逆に言えば、いますぐ解散してくれれば、民主党への愛もすぐに戻るのかもしれませんし、戻らないのかもしれません。それにしても、あの(一部の)参院議員たちの人間としてあまりに醜く、政治家としてあまりに未熟な姿は何だったんだろう・・・
このようなコアメンバーは私一人でしょう。コアメンバーに白けはないのでしょうが、仮にほんのわずかでもあるのであれば、これは総選挙に影響します。「政権交代へ一致団結しなければいけない」というのは頭では分かっていても、体が動かない。私は今、そういう状態にあることを正直に告白したいと思います。