【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

◎2015年民主党代表選で我々23万人の党員サポーターは「さわかやドクトリン」でのぞもう当ブログ制定

2015年01月03日 10時57分05秒 | 第48回衆院選(2017年10月10日公示)

 第48回衆議院議員総選挙で国民に「総理大臣候補」の選択肢として示す、民主党代表を選ぶ、第18回民主党代表選挙が、来週、2015年1月7日(水)告示されます。郵便投票の開票や、国会議員らの投票と、全体の開票、新代表選出は、2015年平成27年1月18日(日)午後2時からの臨時党大会になります。

 2015年の第18回民主党代表選(任期2017年9月末まで)の情報はこちら(民主党ウェブサイト)

 私たちがめざす政権交代可能な政治の一翼をめざす、我々民主党としては、歴史を前に進める選挙です。

 我々、22万7910人の民主党員・サポーター(議員党員含む)がこの第18回代表選にのぞむうえでの心構え、原則を私(宮崎信行)も1党員の立場から、「さわやかドクトリン」としてまとめ、ここに発表します。ご参考まで。

 ぜひ、ご一読のうえ、さわやかにたたかいましょう!第48回衆議院議院総選挙で、官邸を取り戻しましょう!

 2015年民主党代表選「さわやかドクトリン」 2015年1月4日発表 宮崎信行制定

(1)さわかにたたかいましょう!

 私たち22万7910人の党員・サポーターの背中を、ほかの、1億人の有権者が見ています。公職選挙法の適用対象外ですが、公選法の規定などをできるかぎり準用して、だれが代表になっても民主党の信頼と信用が高まるよう、さわやかたにたたかいましょう!


(2)主体的にかかわりましょう!

 党員・サポーター参加選挙は、2002年、2010年に続き、今回が3度目。複数の仲間の総支部長を支えたい、「ノルマがきつい」との声にこたえて、複数の総支部に登録している人も多いでしょう。今回は「我が党結党以来、初めての臨時代表選での党員・サポーター投票」ですので短時間での名寄せとなりました。江田五月中央代表選挙管理委員長は、我が党機関紙「プレス民主2015年1月2日号」で、「もし1人に複数枚の投票用紙が届いてしまった際は、党員・サポーターの皆さんに破棄していただくなど、ご理解とご協力をお願いします」と呼びかけています。今回選んだ代表は次の衆院選で総理になる可能性が高く極めて貴重な投票用紙なので、仮に2枚以上届いた人は心が惑うのが人間としては当然。しかし、一事が万事、党全体の信頼性に疑念が生じると、第48回衆院選での党の伸長にかかわります。全党員・サポーターが当事者として、「良い準決勝」を仕上げる心構えで、主体的にかかわりましょう!

(3)素直になりましょう!

 民主党は、日本で唯一、政権担当能力を持つ野党(The opposition party)という日本国民共有の公共財産です。「今回は組織を固める代表を選んで、総選挙直前にフレッシュな顔にかえて選挙で勝とう」などという策を弄しても、解散権は、自民党総裁(首相)にあるので負けます。何事も中途半端はいけません。代表の任期は2017年9月末まで、次の衆院選は2018年12月まで。いつ選挙があっても、一発で総理大臣として官邸に入ってすぐに行政府を取り仕切れる人物を選ばねばなりません。我々の組織のトップというよりも、「ネクスト総理大臣」を選ぶために、素直になりましょう!

(4)世代交代は与党になることだと心得ましょう!

 代表選で世代交代をめざす声があります。私は長く英国の二大政党を研究していますが、代表・党首(ネクスト首相)の世代交代の時計の針は、下野直後の党首選で進んでいますが、ネクストキャビネットは議員互選のため平均年齢はあまり変わりません。一方、政権交代後の与党の内閣は、例えば、昨年7月の内閣改造で62歳(男性)、41歳(男性)、41歳(女性)、38歳(女性)が入閣し、74歳(男性以下同)、72歳、62歳、58歳、57歳が閣外に去っています。つまり政権交代ある二大政党政治では、与党期の大臣ポストを使って世代交代をしているのです。しっかりと、与党になれる代表、総理大臣を選んで、与党に返り咲き、大臣ポストを得て、組閣し、改造する。世代交代は与党になることだと心得ましょう!

(5)総理大臣を選びましょう! 

 民主党代表は、総理大臣または総理大臣候補のいずれかしかありえず、「民主党の社長さん」の資質と「日本国総理大臣(候補)」の資質はなるべく同一にしていくことが、今後も我が党が国政選挙で過半数に前後する議席を得続けることにつながります。代表選をめぐって、目先の利益である、自分の地位、生活環境への思惑で、「民主党の社長さん」を選んでも、その人物が総理にふさわしくなければ、4年前後将来に、最悪の事態がやってきます。そもそも、民間企業では、社長さんが落選して後継者を選ぶことはなく、一般のサラリーマンにとっては、今回の我々の代表選は垂涎の的です。しかし、権利を持つということは義務を持つということと表裏一体です。私たち党員サポーターは、登録料を払って権利を得ているのですから、「社長」ではなく「総理候補」を選び、総理候補を、4年以内に総理大臣にするために地方選、参院選、衆院選で民主党ドアステップを登りましょう。総理大臣を選びましょう! 

以上