宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

民主党「日本銀行による財政ファイナンス」と公式文書で初批判、平成27年度予算(案)の「談話」

2015年01月14日 15時50分52秒 | 第189回通常国会2015年安保国会

 平成27年度当初予算(案)を政府が決定したのを受けて、民主党は2015年1月24日(水)枝野幸男幹事長名の「談話」を発表し、この中で「国債依存度低下や税収増など歳入面の改善も、消費税8%引上げの平年度化等を踏まえれば当然の話にすぎない。日本銀行による事実上の財政ファイナンスに支えられている面も大きく、日本経済の不確実性は増している」と指摘しました。

 民主党の正式文書で「財政ファイナンス」と指摘したのはこれが初めて。

 国会論戦ではたびたび、「財政ファイナンス」という言葉が飛び交っていますが、秋の臨時国会では、日本銀行の黒田東彦総裁は、民主党の大久保勉参院議員に対して「財政ファイナンスといったことは全く意図しておりません」(2014年10月28日の参議院財政金融委員会)と答弁するなど、財政ファイナンスを一貫して否定しています。

 財政ファイナンスとは、財政赤字のマネーファイナンスとも呼ばれ、財政赤字である国債を政府が発行し、中央銀行が紙幣で国債を買い込むことで、財政赤字を見かけ上消してしまうことです。

 2013年4月4日から始まった、黒田東彦日銀総裁による、異次元の金融緩和は、物価安定目標2%の達成というよりも、実は、財務省の1000兆円の国債を見かけ上消してしまう財政ファイナンスではないかとの指摘が出ていました。

 財政ファイナンスをすると、見かけ上(名目)で財政赤字が小さくなりますが、見返りに紙幣発行量が増えるため、経済成長の無いインフレーションが起きるという悪質な経済循環が起きえます。政府や日銀が財政ファイナンスを認めない背景には、政府が新規発行した国債を直接購入していないという面もありますが、日銀が絶対に買ってくれると分かって民間金融機関が財務省理財局に入札に参加していれば、事実上、日銀が政府から直接買っているに近いのではないかという指摘もあります。

 枝野幸男幹事長の「談話」は以下のとおり。

2015年1月14日

平成27年度予算案について(談話)

民主党幹事長 枝野幸男

本日、平成27年度予算案が閣議決定された。
まず、指摘しなければならないのは、26年度の実質経済成長率の見通しが、当初の1.4%からマイナス0.5%へと大幅に下方修正されたことである。実質成長率が年度でマイナスとなるのはリーマンショック以来5年ぶりの事態であり、安倍内閣の経済失政は明らかである。

一般会計総額は96兆3420億円と過去最大規模となった。経済対策であるはずの26年度補正予算に防衛費を2110億円も計上する等、禁じ手とも言うべき手法を使って見かけを小さくしてもなお、財政の肥大は明らかである。国債依存度低下や税収増など歳入面の改善も、消費税8%引上げの平年度化等を踏まえれば当然の話にすぎない。日本銀行による事実上の財政ファイナンスに支えられている面も大きく、日本経済の不確実性は増している。

予算配分の中身にも問題が多い。安倍政権下で膨れ上がった公共事業費には手が付けられず、議員定数削減など約束した身を切る改革も未だ実現していない。その一方で、国民生活に直結する歳出は削減を断行しようという予算になっている。

政府は社会保障の充実・安定化のために消費税増税を決めたはずだが、今回、介護報酬は引下げられ、障害福祉の事業者向け報酬も実質的に引下げられている。これでは介護関連人材の不足に拍車がかかり、サービスの低下を招きかねない。また、消費税8%への引上げが国民生活に与える影響を緩和するために創設した子育て給付金についても、1人当たり1万円から3千円に減額するというが、国民の納得は到底得られない。

実質賃金が17か月連続マイナスとなるなど、国民生活の苦しさが増す中、このような施策が断行されれば、消費はますます低迷し、経済は混迷の度を深めかねない。

民主党は、まもなく開会する通常国会での論戦を通じ、国民生活を重視した予算の実現を図っていく所存である。

以上 


公明党議員のあるべき姿見せた平木大作さん、「議事録を配って交流したいので大臣の答弁を」

2015年01月14日 12時22分17秒 | 第188特別国会(2014年12月)

[画像]平木大作・公明党参議院議員、参議院農林水産委員会、2015年1月14日(水)、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 2015年1月14日(水)の参議院農林水産委員会の閉会中審査で、公明党の平木大作さんが公明党らしさをみせる場面がありました。

 この日は畜産価格に関する閉会中審査で、2015年の参議院初審議となりました。

 TPP交渉に関する質問の中で、平木さんは

 「次に現場に行くときに、議事録を配りながら酪農家のみなさんと交流したいので、大臣のメッセージをいただきたい」と語りました。

 これに対して、西川公也農相は

 「TPPについて、みなさんともっと情報を共有して議論をしたいところですが、TPP交渉参加国には秘密保持契約があり、決まってから4年間公表できないことになっています」としたうえで、「事前にお知らせできることがあれば、農家にお示ししたい」と語りました。

 実は、筆者は、公明新聞2015年1月11日日曜版の1面の特別対談で、山口那津男代表が、「国会議員と話すのは初めてです」という新成人の男女のうち、女性に対して次のように答えた場面が印象に残っていました。

小谷 そうなんですか!?では、政治家にとって大切にするべきことは、どんなことでしょうか。

 山口 議員になった直後に先輩議員から「議員は議会での質問が命だ」と教えられました。公明党には「大衆とともに」の立党精神があります。国民が何を悩み、希望しているか、何が課題かを現場でつかみ、質問する。その裏付けがある主張こそが大臣や官僚を動かすからです」

 ◇

 私自身、下野後2年間の民主党が、代表・幹事長がそろって全国行脚にまわり、国会をないがしろにしていることに憤慨しておりました。例えば、昨年2月には、福島県の党大会から返った翌朝からさっそく代表自ら衆議院予算委員会に登場して、補正予算のうち、3・6兆円の執行停止を首相から答弁として勝ち取りました。ところがこれは変な話で、本予算の初日に執行停止を勝ち取るならば、なぜ、補正予算の審査で、組み替え動議すら出さずに、採決に応じたのでしょうか。あるいは、「一定の目に見える成果」という公約を達成するために、前の代表は苦労したのですが、労働者派遣法改正法案を付託すらさせずに廃案に追い込んだことを、なぜ「成果」にしなかったのでしょうか。これはひとえに、国会を軽視しているからです。だから、落選したのです。

 ◇

 例えば、私は義務教育における教科書の無償配布に反対です。OECDで無償配布しているのは日本とイタリアだけです。アメリカのように教室貸し出しにして、百科事典のような豪華な教科書にして、必ず教室という、時間と空間の限定の中で頭に入れるようにすべきです。しかし、この教科書無償配布は、公明党1期生の柏原ヤス参議院議員の本会議質問に対する答弁である、ということを知っているから、正面切って、廃止論を主張していません。

 平木大作さんは、全国比例ですが、東京重点だったようで、ポスターはよく見ました。名前もいいですね。

 参議院公明党は魚住裕一郎会長、荒木清寛政審会長のように温和な人もいる一方、平和の党の看板を降ろしかねない暴挙にでるような幹事長(埼玉選出)も約1名いて、たいへん混乱しています。

 しかし、平木大作さんの公明党議員らしい発言に新鮮さを感じました。公明党51年目のスタートです。


あす発効の日豪EPAで、オージービーフが安くなり過ぎたらセーフガード発動を農相示唆 参・農水委

2015年01月14日 11時41分45秒 | 第188特別国会(2014年12月)

[画像]答弁する西川公也農相、2015年1月14日(水)、参議院農林水産委員会、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

【平成27年2015年1月14日(水)参議院農林水産委員会閉会中審査】

 参議院のことし初審議として、参農水委の(第188特別会の)閉会中審査が開かれ、「畜産価格について」国政調査。

 西川公也農相は、あす発行の日豪EPA(平成26年12月19日条約19号)について、オージービーフ(豪州産牛肉)が日本で安くなるとみられることについて、「セーフガードはすぐに発効できる」と答弁し、牛肉価格が下落して、和牛に影響した場合は、すぐに輸入制限措置セーフガードをとることを示唆しました。

 民主党の徳永エリさんへの答弁。

 農相は、「(オーストラリアから日本に輸入する)牛肉の関税は38・5%だったが、冷蔵物と冷凍物を分けて、冷蔵物はまず8%下げて、その後2%下げることになっている」と説明しました。

 農相は、「交渉にあたっては、私は(入閣前に自民)党のTPP委員長をしていたので、日豪EPA交渉についても報告を受けていた。豪州の農相は、冷蔵物と冷凍物を分けない、と主張していたが、分けてもらった」とし、「(発効時から見て時系列に)前の方で下げ、3年目から下げ幅が低くなる」としました。

 「あす発効した後(影響が)どう出るか。セーフガードはすぐに発動できる。豪州産と米国産とのシェアの問題になると思うが、和牛に影響するかもしれない。いちばん心配なのは冷蔵物だ。冷凍物はハンバーグなど加工品中心だ」と語りました。

 きょう付の公明新聞は2年で、「日豪EPAあす発効、消費者には恩恵、農家警戒」との見出しで報じています。記事は通信社電かもしれませんが、公明新聞による編集責任のもと、「イオンは昨年12月に関税引き下げ先取りセールとして、豪州産牛肉を最大1割引きで販売しており、今後は値引き競争に拍車が掛かりそうだ。円安による食料品価格の上昇で圧迫される家計には応援材料だ」と報じました。

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政府、平成27年度当初予算(案)を決定、96兆3420億円、語呂合わせ「黒田さんよぉ2倍でゼロ金利」

2015年01月14日 10時35分58秒 | 第189回通常国会2015年安保国会

 政府は平成27年2015年1月14日(水)の閣議で、「平成27年度当初予算(案)」を決定しました。

 印刷に回り、2月中旬に国会に提出される見通し。

 一般会計総額は96兆3420億円となりました。

 前年当初より増えていますが、これは日本銀行による「アベノミクス第1の矢黒田異次元金融緩和によるマネーストック2倍増」のおかげで、商人があぶく銭をつかんでいることによる税収増と、消費税が年間通じて国庫に収まることによる税収増によるものです。

 このおかげで、歳出のうち、義務的に国庫が償還しなければならない国債は、23・4兆円(元本の償還・借り換え分が13・3兆円、利払い分が10・1兆円)と微増に抑え込むことに成功しました。

 予算書はあくまでも名目の数字です。政府調達だって、消費増税・物価高の影響を受けるわけですが、予算書では実質はまったく反映されません。それで良いのです。そもそも国債償還の利払いというのは、何一つ付加価値につながらない無駄金です。将来的なツケは莫大とはいえ、黒田さんのおかげで、プライマリーバランス(PB)は「マイナス13・4兆円」まで健全化しました。

 そこで、財務省非公認、平成27年度一般会計予算のごろ合わせは、

 「黒田さんよぉ、2倍マネーでゼロ金利、こりゃたまらん予算」 と、おっさんぽくまとめてみました。

 ただ、マネーストック2倍の割には、世の中に回ってないですよね。

 冗談はさておき、当初、一般会計に限定すれば、公共事業費は5・9兆円、防衛費は4・9兆円と、国内外の世論が許すギリギリの水準を保つことができました。評価します。

 黒田緩和の影響と、消費税地方譲与分増加による地方税収増にともない、地方交付税交付金は前年当初の16・1兆円から15・5兆円に減りました。当然と言えますが、自治体間格差が出来てくるかもしれません。総務省がまとめる平成27年度地方財政計画(案)も注目です。

 恩給費は前年当初比(以下同)4443億円から3932億円に減りました。

 難病医療法(中根法、平成26年法律50号)と小児特定疾患の改正児童福祉法(同47号)が1月1日から施行されたため、文科省から厚労省に予算が移ったため、科学技術振興費はマイナスになりましたが、それを除けば、プラスだそうです。

 社会保障費は30・5兆円から31・5兆円に増えましたが、人生前半の社会保障(子育て支援)はわずか0・2兆円増にとどまっています。

 予備費は、相変わらず、当初予算では3500億円となっています。これについては、財政民主主義、透明性からは歓迎すべきかもしれませんが、あまりにも少ないのではないか。何か、特別会計の予備費があるのではないかと思ってしまいます。国会提出後に特会予算明細書も財務省はウェブサイトで公開しますから、ことしはていねいに精査したいと考えています。

 歳入については、税収が前年当初の50兆0010億円から54兆5250億円へと大幅増。埋蔵金(税外収入)は、4・6兆円から4・9兆円へ増加。特例公債(赤字国債)は35・2兆円から30・8兆円へと大幅に減りました。まあ、黒田緩和やって良かったのではないでしょうかね。短期的には。

[財政投融資]

 政府関係機関予算書のもととなる、財政投融資計画も閣議決定しました。

 このうち、日本政策金融公庫は、前年当初の5・1兆円から4・7兆円に減りました。もっと、民間の銀行も、床屋さんに融資しないといけません。床屋さんは人口比で店舗がないところを探し、毎朝掃除をし、帳簿をつければ必ずやっていけます。東大の卒業証書を担保にお金を貸してくれる銀行はどこにもありませんが、理容師・美容師免許を担保に、事業計画書を書き方から指導し、帳簿の付け方を指導して、床屋さんを開業から運営までしっかりとフォローする。それが民間金融機関の生きる道と心得るべし。

 それはさておき、日本学生支援機構は0・86兆円から0・78兆円へと減額されています。これも気になりますね。けさの公明新聞に、高校生のころ留学できず、定年後に留学したという年配の方の投書が載っていました。気持ちは分かりますが、定年後に留学の夢を果たすよりは、「トビタテJAPAN高校生版」に追加寄付するのが日本のためです。

 平成27年度当初予算は、2月16日ころから、政府4演説とそれに対する衆参での各党代表質問、2月23日ころから衆議院予算委員会で審査が始まるのではないかという日程感が持たれています。3月26日(木)に第18回統一地方選の知事選がスタート、3月31日(火)までの予算成立を、政府・与党は目指しています。

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総理大臣をめざす岡田克也さん、驚異的な目の回復力で飛行機で移動が可能に 風に立つライオンになれ!

2015年01月14日 09時22分39秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真]外相としてタンザニアを訪れた岡田克也さん、2010年5月。

 総理大臣をめざす、岡田克也さんは、平成27年2015年1月13日(火)、飛行機を使って、羽田―福岡間を往復しました。

 岡田さんは昨年の仕事納め、12月26日(金)の左目の網膜剥離手術のさい、ガスの注入を受けており、退院時にガスの2割が目に残っていたことから、飛行機に乗ることについてドクターストップを受けていました。

 しかし、驚異的なスピードで回復し、18日目のきのう、羽田―福岡間を飛行機で往復しました。きょうも羽田―札幌間を飛行機で往復する予定。

 岡田克也さんは民主党幹事長として、憲政史上最多の308議席(追加公認と、横路孝弘さんをあわせると312議席)を得ることになる第45回衆院選を迎えることになる、解散翌々日の2009年7月23日(木)、奥さんが大ファンだということで、さだまさしのコンサートを訪れています。岡田さんは「さだまさしさんの歌は、私も比較的好きなほうですが」「彼が歌った「風に立つライオン」、これはケニアに赴いた医者の心境を歌ったものなんですが、そのさだまさしさんの歌を聞きながら、私もケニアに行ったときのことを思い出していました」 と語っています(2009年7月24日付「岡田かつやTalk-About」)。

 それから10か月後、2010年5月、外相として訪れたタンザニアで、日本人がつくった田んぼを眺めるのが、上の写真です。

 さだまさしさんの「風に立つライオン」の歌詞は、

 「三年の間あちらこちらを廻り  その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました

 岡田外相は、0泊3日でドイツに行ったし、かつての栄華から政治の失敗で没落し300年の貧困の暗黒にあえぐハイチも訪れました。

 飛行機で訪れた福岡では、「地球温暖化防止のために自動販売機を撤去すべきではないか」との政策提案に対して、「私の地元の富士電機で自動販売機をつくっているので私はこの分野に詳しいんですが、夜は節電にするなどの技術革新をしている。例えば、コカ・コーラ社なんかはそういう機種を積極的に導入しているので、一概に否定すべきではないのではないか」と語りました。富士電機は、2009年初当選組で、ひっしに党内秩序維持に汗をかいた「いちもく会」会長の金森正・元衆議院議員(77歳)の出身母体です。

 目が良くなったということで、あちらこちらをまわり、その目で見た、その感動を支持者と分かち合ってほしいものです。