介護保険法の３年に１度の改正法案、２０１７年３月頃、第１９３回通常国会に提出へ

［写真］厚生労働省の日の丸、２０１５年秋、筆者・宮崎信行撮影。

　介護保険法の改正法案が、平成２９年２０１７年３月頃、第１９３回通常国会に提出されることが分かりました。

　私は知らなかったのですが、介護保険法は３年に１回見直されることになっているようです。過去の国会でも３年に１回通常国会に包括的な改正法案が提出されています。

　平成２９年通常国会はその年にあたります。

　厚生労働省は、平成２８年２月１７日から、社会保障審議会介護保険部会で、検討しています。

　省が示した「主な検討事項について（案）」では、前次改正法の地域包括ケアシステム、介護保険制度の持続可能性について、抜本的な改正を検討しています。

　ただ、その後の報道によると、見直し作業の焦点は、

　（１）用具のレンタルと住宅のリフォームに関する自己負担の拡大
　（２）軽度の要介護認定者の支援の縮小

　の２点となっており、法案は小幅な改正になりそうです。

　同じ、厚労省老健局が所管する、「老人福祉法」との一括改正法案になりそうです。

　基本的には、なるべくシンプルな制度になるようにしてほしいところです。

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(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
(http://miyazakinobuyuki.net/)

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