【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

畠山理仁さんおめでとう、第15回開高健ノンフィクション賞、「黙殺 報じられない“無頼系独立候補“たちの戦い」

2017年07月22日 22時24分41秒 | 人物

[写真]開高健ノンフィクション賞の受賞が決定した、畠山理仁さん、集英社ホームページ内の写真をスクリーンショット。

 おめでとうございます!

 集英社は、平成29年2017年7月、「第15回開高健ノンフィクション賞」を

 畠山理仁(はたけやま・みちよし)さん

 「黙殺 報じられない“無頼系独立候補“たちの戦い」に授賞する、と発表しました。

 (集英社出版4賞のホームページ参照)。

 畠山さんは、2009年政権交代での民主党政権での記者会見オープン化に始まった、我々フリーランス・独立系メディア記者の、記者クラブ内外での、既存メディアとの攻防を描いた、「記者会見ゲリラ戦記」(2010年)で著名な、フリーランスライター。

 受賞作は、畠山さんの20年近くの選挙取材の蓄積を活用して、「何者にも頼らず独自の戦いを続ける無名の新人候補」の物語で、畠山さんは「無頼系独立候補」と名付けました。

 今後は、世間一般の「泡沫候補」ではなく、畠山さん命名の「無頼系独立候補」の呼び名が静かに主流となっていくでしょう。

 かくいう私も、受賞作「黙殺」を、まだ読んでいません。というのは、まだ出版されていないからです(2017年7月22日現在)。ぜひ、早く店頭の平積みから手に取って取り出して、読みたいものです。

 畠山さんは「私も、あなたも、あの人も、無視されていい存在ではない」とのメッセージを送っています。

 ▲畠山理仁(はたけやま・みちよし)=1973年、愛知県生まれ。フリーランスライター。早稲田大学第一文学部在学中の1993年より雑誌を中心に取材・執筆活動を開始。関心テーマは政治家と選挙。国内のみならず、アメリカ、ドイツ、イラク、ヨルダン、北朝鮮、台湾なども取材。自著に『記者会見ゲリラ戦記』(扶桑社新書)、『領土問題、私はこう考える!』(集英社)。取材・構成、編集協力した書籍に『日本インディーズ候補列伝』(大川豊著・扶桑社)、『10分後にうんこが出ます』(中西敦士著・新潮社)、『新しい日米外交を切り拓く』(猿田佐世著・集英社)などがある。東日本大震災以降は、被災地に生きる人々も取材している。==集英社発表の略歴より。

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